東日本大震災後、カナダからの支援を受け2013年に建設された宮城県名取市閖上の「メイプル館」でオープン10周年を祝う式典が行われました。
記念の式典では、カナダ大使館のマット・フレーザー参事官が「名取市とカナダの友情が今後もさらに深まり、震災の記憶を風化させないよう共に取り組んでいくことを願っている」と挨拶しました。

メイプル館は、復興支援のためカナダが全額出資して建設し2013年5月、名取市閖上の朝市にオープンしました。中にはフードコートのほか、名取市の土産物やカナダのメイプルシロップなどが売られています。

マット・フレーザー参事官:
「元気になって、非常に嬉しいですね。10年かけてまた生活ができるようになって、人々がまた集まるようになって非常にいいことですね」

また、きょうは、赤と白のチューリップでカナダの国旗を描いた花壇が披露されました。