今シーズンの日本酒の仕込み作業の終わりを祝う「甑倒し(こしきだおし)」が、16日、宮城県大崎市の蔵元で行われました。

大崎市松山の「一ノ蔵」では、16日、今シーズン最後の酒米が甑(こしき)で蒸しあげられました。

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使い終わった甑は、横に寝かせ洗うことから仕込み作業の終わりを祝う神事を「甑倒し」といいます。神事では、蔵人およそ50人が去年9月からの酒造りが無事に終わったことを感謝しました。

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一ノ蔵・鈴木整社長:
「(コロナ禍から)出荷も徐々に回復しつつある。これから日本酒ファンの皆様へ良いお酒がどんどんお届けできるとうれしく思う」

一ノ蔵・鈴木整社長

一ノ蔵では、去年の日本酒の生産量は1862キロリットルで新型コロナウイルス流行前の8割程まで回復しています。