宮城県大崎市鳴子温泉に、空き家を改装した新しいカフェがオープンしました。温泉街の活性化を目指し、県の助成制度を活用した店では、地元の食材を活用した料理などが味わうことができます。

大崎市鳴子温泉にオープンしたのは「cafe gutto」です。JR鳴子温泉駅近くの空き家を改装し、営業を始めました。

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カフェグット 島征史代表:
「トーストだけで出していて、モチモチなのでトーストすると外カリ中フワになっている」

カフェグット 島征史代表

店内では、地元の食材を活用した様々な料理を味わうことができます。こちらは、ブランド米「ゆきむすび」の米粉が使われたトースト。

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また、メインのランチプレートにはしっとりとした口あたりが特徴のブランド豚「伊達ざくらポーク」のローストポークが使われています。

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さらに、シフォンケーキやバニラアイスのアフォガードといったスイーツも楽しめます。

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オープン初日の20日はさっそく、地元の人や観光客らが訪れ、料理を味わっていました。

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訪れた人:
「すごくジューシーであっさりと美味しかった。地産地消という意味ではこれからどんどん広まっていってほしい」
「観光のお客さんだけでなく、地元の人もたくさん来てこの辺の賑わいがすごく出てくれるといい」

観光客の減少が課題となっている鳴子温泉。

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カフェは温泉街の賑わいを取り戻そうと、地元の温泉旅館の経営者らでつくる民間のまちづくり会社が県の助成制度を活用して開業させました。

カフェグット 島征史代表:
「鳴子にあるほっと一息つける場所として、美味しい料理やスイーツなどを召し上がってもらうような、気軽に入ってもらえるような場所として使ってもらいたい」

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店内は食事のほか、テレワークなどで仕事ができる場所としても開放されています。「cafe gutto」は午前9時から午後4時まで営業しています。

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「cafe gutto」は鳴子温泉駅から徒歩3分のところにオープンし、ドリンクのテイクアウトも可能ということで、地元の人はもちろん観光客も気軽に立ち寄れそうです。火曜日と水曜日が定休日になっています。