尚絅学院大学は、物価高騰が続く中、学生の経済的負担を減らそうと学生食堂で200円のランチの提供を始めました。

宮城県名取市の尚絅学院大学の食堂では、5日昼前、学生が行列を作っていました。

TBC

お目当ては、「尚絅ランチ」で通常550円前後するメニューが200円で食べられます。尚絅学院では、5日から7月末まで、学生の経済的負担を減らそうと、ランチを特別価格で提供しています。

200円ランチ

対象メニュー4種類の中から日替わりで1種類提供され、初日は、和風おろしハンバーグでした。

学生:
「一人暮らししているので、凄くありがたいです」

TBC

「凄くお手ごろな価格で、学生にも優しいなと思います」

TBC

尚絅学院大学学生生活課 阿部豪幸さん:
「物価高に対して金銭的に厳しいということで、朝ご飯を一食抜くですとか、不健康な生活を送っている学生もおります。健康的な食習慣を付けてほしいというような願いを持っています」

尚絅学院大学学生生活課 阿部豪幸さん

80食用意された尚絅ランチは、食堂のオープンからおよそ30分で完売しました。特別価格でのメニューの提供は2016年から毎年行われており、尚絅学院では、来年以降も続けていくとしています。