仙台在住の作家、佐藤厚志さんが芥川賞を受賞したことを記念して、地元出身作家の文学作品を紹介する企画展が宮城県図書館で開かれています。

この企画展は、佐藤厚志さんが今年1月、小説「荒地の家族」で芥川賞を受賞したことを記念して開いているもので、会場には、佐藤さんのデビュー作「蛇沼」を含め、これまでの作品が展示されています。

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また、恩田陸さんや佐伯一麦さんら、地元出身作家の文学賞受賞作品が紹介され、震災後、創設された仙台短編文学賞の受賞作の一覧も展示されています。

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宮城県図書館職員 中山朋成さん:
「多くの宮城県出身の作家のすばらしい作品を集めております。宮城県図書館ですべてご覧いただけますので、ぜひたくさんの作品に触れていただければなと思っております」

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このほか、第一回芥川賞が発表された当時の文藝春秋などおよそ90年前の貴重な資料も見ることができます。

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企画展「みやぎと文学賞」は8月27日まで宮城県図書館2階展示室で開かれています。