東北各地の伝統こけしを一堂に集めた「こけし祭り」が宮城県大崎市で開かれていて、愛好家らでにぎわっています。
大崎市鳴子温泉で開かれている全国こけし祭りでは、地元の鳴子系や白石市の弥治郎系など、東北地方に伝わる11系統のこけしおよそ3000点が展示・販売されています。

会場には、全国から大勢の愛好家ら訪れて、お目当てのこけしを買い求めていました。
青森県から訪れた人:
「胴体がすごくきれいに回ったりすごく表情も良くてそこがお気に入りポイント」

群馬県から訪れた人:
「かわいいだけではなく、作る人のいろいろな条件が反映されている」

会場では、こけし工人による実演も行われています。

全国こけし祭りは鳴子小学校の体育館で3日まで開かれています。