宮城県丸森町、特産の「ころ柿」用の柿の収穫作業が始まりました。収穫は例年の半分ほどですが、去年悩まされた柿の変形はありませんでした。

丸森町では40軒ほどの農家が柿を生産していて40アールの畑でおよそ200本の「蜂屋柿」という品種を栽培している八島哲郎さんも10日から収穫を始めました。

八島さんは、収穫した柿を乾燥させた丸森町特産の「ころ柿」を例年3万個作っていますが、去年は実が2つや3つに分かれたり、いびつだったりと変形したものが多く、例年の1割ほどしか出荷できませんでした。

去年の変形した柿

今年は猛暑による高温障害と雨不足で実が落ちたものがあり、収穫は例年の半分ほどになりそうだということです。

八島さんは、今年こそできるだけ多くの「ころ柿」を消費者に届けたいと収穫作業をしていました。

今年の柿

八島哲郎さん:
「去年の変形柿を乗り越えて普通に干し柿づくりができるのは、農家として幸せだと思う。夏暑かった分、糖度は乗っていると思うのでおいしい干し柿になるのは間違いない」

収穫した柿を1週間ほど熟成させてから皮をむき、風通しの良い場所で乾燥させると甘い「ころ柿」に仕上がります。出荷は12月下旬になるということです。