宮城県気仙沼市の学校給食で提供されたせんべい汁の小麦に基準値を超える「赤かび」が含まれていた問題についてです。同じ食材が、仙台市の小学校や女川町と岩沼市の支援学校でも提供されていたことがわかりました。

仙台市でも11月27日に、このせんべい汁が南吉成学校給食センターで作られ、市内10の小学校の給食で提供されていました。仙台市によりますと、これまでに13人の児童が嘔吐や腹痛の症状を訴えているということです。市では、この報告を受け翌日以降に予定していた市内15の中学校でのせんべいの提供を取り止めたということです。

一方、県教委によりますと女川高等学園と岩沼高等学園の2つの県立支援学校でも、給食のせんべい汁に入っていたせんべいの原料に基準値を超える赤かびが検出された岩手産の小麦が使われていました。このうち、岩沼高等学園については県学校給食会の確認漏れで赤かびが検出されたあとの11月29日に提供されたということです。当日、岩沼高等学園では給食の試食会があり3年生の保護者にも提供されました。2つの支援学校では、これまでに健康被害の報告は入っていないということです。

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問題のせんべいは12月1日に気仙沼市の12の小中学校でも提供され、小中学生3人が医療機関を受診しています。