冬の訪れを知らせる初冠雪などの観測日です。仙台では、初積雪のみ、まだ観測されていないんですが、そもそも積雪の観測方法って知っていますか?現在はどのように観測を行っているのか、仙台管区気象台を取材してきました。

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今野桂吾気象予報士:
「昔は雪尺という物差しのような物で積雪の深さを観測していましたが、現在は最新の技術を使って積雪の深さを観測しています」

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積雪の深さを観測するのに用いられているのは、レーザー式積雪計です。

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1998年から運用が開始されていて、地上からの高さおよそ2メートルの送受波器からレーザーを積もった雪に照射することで観測を行います。

レーザーは地面に設置されている「降雪板」と呼ばれる部分に反射して戻ってきますが、雪が積もっている時は、雪が積もっていない時に比べると、レーザーが反射してから戻ってくる時間が短くなることを利用して観測を行います。

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一方、初積雪が観測されるには条件があります。

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今野桂吾気象予報士:
「では、この綿が雪だと仮定したときに、降雪板の上にだけ雪が積もったら、これは初積雪の観測になるんでしょうか?」

仙台管区気象台観測整備課 毛利光志主任技術専門官:
「いいえ、積雪というのは露場(観測場所)の半分以上が雪で覆われていなければならないので、露場全体としてそこだけしかない場合は積雪にはなりません」

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積雪の観測は、気象台内にある494平方メートルの芝生の生えた場所、この観測場所(=露場)の半分以上が雪で覆われたと、気象台の職員が目視で確認した時に、初積雪が観測されたことになります。