本州付近には数年に一度の非常に強い寒気が流れ込むでしょう。
東海地方では、1月1日ごろにかけて岐阜県山間部を中心に大雪となり、平野部でも大雪となる恐れがあります。大雪や積雪・路面の凍結による交通障害に警戒または十分注意してください。

東海地方 雪の見通し

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あす(31日)18時までに予想される24時間降雪量はいずれも多い所で、
岐阜県の山地で50cm、
岐阜県の平地で20cm、
三重県で15cm、
愛知県の山沿い(※瀬戸市から豊田市にかけての岐阜県境付近や、奥三河など)で5cm、
愛知県の平地で2cmの見通しです。
また、あす18時からあさって(1日)18時までの24時間に、いずれも多い所で、
岐阜県の山地で70cm、
岐阜県の平地で40cm、
三重県で20cm、
愛知県の山地で10cm、
愛知県の平地で5cm
の雪が降るおそれがあります。
その後は大雪のピークは過ぎるものの、岐阜県山間部を中心に2日にかけて雪が降り続き、
岐阜県山間部の多い所では2日18時にかけての72時間の降雪量が170㎝に達する恐れがあります。

警戒・注意点

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①積雪や路面凍結による交通障害に警戒または十分注意してください。
②樹木や電線等への着雪に注意してください。(倒木や停電の発生のおそれ)
③農業用ハウスやカーポートなどの簡易的なつくりの建物や、老朽化した建物は倒壊の恐れもあります。不用意に近寄らないようにしてください。
④交通機関が乱れる恐れもあります。また、積雪や凍結した路面では慎重に歩行することが求められます。最新の交通情報等をこまめに確認し、余裕を持った行動をとるようにしてください。⑤冬道の運転の際には「ふゆとじこ」を心がけるようにしましょう。

東海地方の週間予報 雪はいつまで?

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2日土曜日以降は大雪のピークは過ぎますが、岐阜県では山間部を中心に断続的に降雪が続く見込みです。降雪量がさらに多くなりますので、なだれなどへの注意を継続してください。
平野部では晴れ間の出る所が次第に多くなりますが、気温は3日日曜日頃までを中心に平年より低くなりそうです。

ただの数年に一度ではない今回の大雪

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今回東海地方で雪が降る原因は、強い冬型の気圧配置です。
日本海からの雪雲が、強い風によって山地を超えて東海地方にも流れ込みやすくなるのです。
その雪雲の発達のカギとなるのは、上空の寒気の強さと日本海の海水温の差です。
この温度差が大きいと、雪雲が発達しやすくなるのです。
通常、日本海の海水温は2月から3月前半にかけてが最も低くなるため、12月後半は冬の期間においては海水温は高い時季になります。
現在、日本海の海水温は平年よりも高い状態になっており、ただでさえ冬の時期においては高い海水温がより高くなっているのです。
その中で、数年に一度クラスの寒気が入ってくる予想です。
このため、予想以上に雪の量が多くなり、記録的な大雪になる恐れもあります。
今後の情報に十分注意するとともに、不要不急の外出は避けるようにしましょう。