5月中旬にかけて、関東から九州では、この時期としてはかなり暑くなる日が多くなりそう。早めの熱中症対策を。平年より曇りや雨の日が多く、東日本や西日本では梅雨入り前に大雨となる所も。気象庁が発表した、最新の1か月予報です。

暑さに慣れていない時期 熱中症に注意

きょう6日、気象庁は、最新の1か月予報を発表しました。
それによりますと、東日本や西日本、沖縄・奄美では、暖かい空気が流れ込みやすいため、向こう1か月全体の気温は「平年より高い」見込みです。特に、東日本と西日本は、5月中旬にかけてかなり気温が高くなる予想です。
梅雨入り前の暑さに慣れていない時期に、季節先取りの暑さとなる所が多くなるため、早めの熱中症対策が必要です。

1週目(5月8日〜14日) 北海道や東北はヒンヤリ

週ごとに、気温と天気の傾向をみていきます。
1週目の気温は、北海道と東北では寒気の影響を受けるため、「平年並みか低い」でしょう。体調を崩さないよう、服装選びに注意が必要です。一方、関東から九州、沖縄にかけては、暖かい空気が流れ込むため、「平年より高い」見込みです。
特に、近畿から九州では、かなり気温が高く、真夏日(日最高気温が30℃以上)となる日もありそうです。急な暑さで熱中症にならないように、しっかりと暑さ対策をなさってください。
天気は、北海道から九州にかけて、低気圧や前線の影響を受けやすいため、平年と比べて晴れの日が少ないでしょう。沖縄と奄美は、平年と同様に曇りや雨の日が多い見込みです。

2週目(5月15日〜21日) 関東から九州では、かなり蒸し暑くなる所も

2週目の気温は、北海道と東北で「平年並」でしょう。関東から九州、沖縄にかけては、暖かい空気が流れ込みやすいため「平年より高い」見込みで、季節先取りの暑さになる日が多くなりそうです。
天気は、北海道と東北は数日の周期で変わる見込みです。関東から九州は、前線の影響を受けやすいため、平年と比べて晴れの日が少ないでしょう。一方、沖縄と奄美は前線の影響を受けにくいため、平年と比べて曇りや雨の日が少なく、梅雨の晴れ間が多くなりそうです。

熱中症 応急処置のポイント

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関東から九州にかけて、高温に関する早期天候情報が発表されています。九州北部と南部では5月12日頃から、四国と中国地方では5月13日頃から、近畿と東海では5月14日頃から、北陸と関東甲信では5月15日頃から、平年より気温がかなり高くなると予想されています。
まだ、暑さに慣れていない時期に、急な暑さに見舞われると、熱中症になる危険が高まります。もし、めまいや立ちくらみ、筋肉のけいれんなど、熱中症かなと思う症状が見られたら、すぐに応急処置を行いましょう。
●まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
●衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。氷枕や冷やした水のペットボトルなどを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
●水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

3〜4週目(5月22日〜6月4日) 梅雨入り前に降水量が多くなる所も

3週目から4週目の平均気温は、全国的に「平年並か高い」見込みです。関東から九州では、蒸し暑さが続きますので、体調の管理とともに、食品の取り扱いにも注意が必要です。
天気は、北海道から九州にかけては、数日の周期で変わるでしょう。関東から九州では、前線の影響を受ける時期がありそうです。沖縄と奄美は、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。
平年ですと、梅雨入りは、九州南部で5月30日ごろ、九州北部は6月4日ごろ、四国は6月5日ごろ、中国地方や近畿、東海は6月6日ごろ、関東甲信は6月7日ごろです。今年は、梅雨入り前に、局地的に降水量が多くなる可能性があります。長雨の季節の前に、大雨への備えを進めておきましょう。
【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・北陸・東海地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方