四国や近畿から東北の梅雨明けも近いでしょう。ただ、今年は夏をもたらす高気圧には特徴があり、雨の降り方に注意が必要な日がしばらく続きそうです。

四国・近畿〜東北もまもなく梅雨明けか

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13日、上空を流れる偏西風は大陸で北へ蛇行しています。九州付近を中心に、高気圧に覆われて、晴れ間が出ました。13日は、九州北部地方と中国地方の梅雨明けの発表がありました。ただ、日本付近の上空には、この時期としては冷たい空気が流れ込み、大気の状態が不安定になったため、所々で雨雲や雷雲が発生しました。
今週末にかけて、次第に上空の偏西風は日本付近で北へ蛇行し、日本列島は高気圧に覆われるでしょう。広く晴れ間が出る見込みです。四国や近畿から東北の梅雨明けも近い、といえそうです。

梅雨が明けても雨の降り方に注意

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今年は梅雨が明けても雨の降り方に注意が必要です。
特徴は2つ。上空の冷たい空気の影響は15日頃まで続く見込みです。このため、広く晴れ間が出るものの、午後を中心にあちらこちらで雨雲が発生し、雷雲まで発達することがあるでしょう。天気の急変に注意が必要な日が続きます。雷雲の周辺では、竜巻などの突風が発生したり、雹(ひょう)が降ることもあります。発達した積乱雲が近づく兆しがあるときは、建物の中など、安全な場所に移動して下さい。
もう一つは、夏の太平洋高気圧が、日本列島ををすっぽり覆うのではなく、高気圧の中心は北に傾くことです。このため、16日頃には、上空の冷たい空気の影響はなくなりますが、九州や四国付近に、湿った空気が流れ込むでしょう。16日から20日頃にかけて、九州の太平洋側や四国を中心に、雨が降りやすく、本格的な雨になることも考えられます。

台風シーズンへ

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さて、上のグラフは、台風の平年の月別の発生数です。発生のピークは8月から9月ですが、7月は3.7個で、徐々に台風シーズンに向かう頃です。
来週にかけて、フィリピン付近からマリアナ諸島近海にかけて、対流活動が活発になる予想です。このため、来週後半以降は、南の海上で、熱帯低気圧が発生し、台風にまで発達することもあるかもしれません。
7月の台風の平均進路は、日本列島に夏をもたらす太平洋高気圧のふちをまわり、東シナ海から朝鮮半島付近に進みます。ただ、今年は、太平洋高気圧は日本付近をしっかりと覆う予想ではなく、高気圧の中心は北よりです。このため、南の海上で台風が発生すると、北上して日本列島に向かってくるということも、一つの可能性としてあります。

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21日以降の予報では、曇りや雨のマークがついている地域もあります。台風シーズンにも差し掛かっています。今後、最新の気象情報をご確認下さい。