週末〜来週は、6号と8号、2つの台風に警戒です。台風6号の影響が長引くため、沖縄は24日土曜も大荒れで、暴風や高波などに警戒が必要です。一方、台風8号は珍しい進路で北上し、27日火曜頃は、本州に接近・上陸するおそれもあります。台風8号の発達の程度によっては、本州でも大荒れの天気になるおそれがありますので、早めの台風対策を、心がけてください。

台風6号 沖縄は 24日土曜も大荒れの天気

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台風6号は、24日土曜も、強い勢力を保ったまま、東シナ海を北上する予想です。
この台風の特徴は「ノロノロと進むこと」。24日土曜の日中〜夜も、1時間に15キロと、自転車並みの速さで進むと予想されています。
そのため、沖縄地方は、24日土曜も大荒れの天気で、奄美地方でも、台風の影響が長引くでしょう。
沖縄地方は、24日土曜も、猛烈な風や非常に強い風が吹いて、うねりを伴った猛烈なしけが続きそうです。25日日曜は、大しけでしょう。奄美地方は、25日日曜にかけて強い風が吹き、うねりを伴なった大しけとなりそうです。
【24日土曜に予想される最大瞬間風速】
沖縄地方で45メートル、奄美地方で30メートルです。
【25日日曜にかけて予想される波の高さ】
沖縄地方で10メートル、奄美地方で7メートルとなっています。
また、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、24日土曜も、雨量が更に増えるでしょう。
【25日日曜6時までの24時間に予想される雨量】
いずれも多い所で、奄美地方150ミリ、沖縄地方120ミリです。
沖縄地方は、暴風や高波、高潮に厳重に警戒し、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒が必要です。奄美地方では、高波に警戒してください。

台風8号 珍しいコースで北上 来週は本州へ接近・上陸の可能性

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一方、23日金曜21時に、南鳥島近海で、台風8号が発生しました。
台風8号は、北よりに進み、その後、進路を西よりに変える予想ですが、まだ予報円が大きく、進路が定まりません。ただ、27日火曜頃、北日本から東日本に接近し、上陸するおそれもあります。
なお、1951年の統計開始以来、東北の太平洋側に上陸した台風は、1つだけです。2016年の台風10号は、8月30日に、岩手県大船渡市付近に上陸しました。更に、さかのぼると、1989年の台風13号も、本州に上陸した後、北西へ進みました。
今回の台風8号も、予報円の真ん中を進めば「本州を東から西へ進む」という珍しい進路が予想されています。
台風8号の発達の程度によっては、27日火曜頃、東北や関東など北日本や東日本では、大荒れの天気や、大しけとなるおそれがあります。本州でも、早めの台風対策が必要です。

台風が近づく前に備えること 確認すべきポイントは

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今回、台風8号が近づくことで、東北や関東を中心とした太平洋側で、雨や風が強まることが心配されます。台風に対して、日頃から備えていただきたいことが、2つあります。
「備え」の1つめは、ハザードマップなどで、避難経路や危険個所を確認しておくことです。
ポイントは、避難場所だけでなく、そこへ行き着くまでの安全な避難経路を確認することが大切です。川が増水する危険性がありますので、なるべく川沿いを避けた避難経路を探しておくとともに、浸水(冠水)した際は避難経路が限定されますので、複数の避難経路を確認しておきましょう。
特に、夜間は昼間より周囲の状況が把握しづらくなります。避難経路は、あらかじめ目印を決めて覚えておくのが、おすすめです。
自治体からハザードマップを入手し、氾濫の恐れがある河川や土砂災害の恐れがある所を確認しておけば、避難場所や避難経路を決める際に役に立ちます。
「備え」のもう1つは、非常持ち出し袋など、防災用品の準備・確認をすることです。
ポイントは、避難場所で数日間過ごすことを考え、非常用持ち出し品の準備や食料確保をしておくことです。また、暴風で電柱が倒れたり、電線が切れて、夜間に停電になったりすることがありますので、懐中電灯を用意し、既に用意している場合は点灯するか確認しておきましょう。断水になった場合に備えて、飲み水や生活用水の確保、備えをしておくことも大切です。
いずれも、台風が近づいてから備えるのではなく、最新の台風情報を確認して、備えは早めに行ってください。