活発な前線の影響で記録的な大雨となった8月。23日(月)も本州付近に前線が延び、局地的に激しい雨が降るでしょう。週後半になると、ようやく太平洋高気圧が張り出し、強い日差しと猛烈な暑さになりそうです。

前線停滞 記録的な大雨の8月

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上の図は、20日間(8月2日〜21日)の雨量の平年比です。九州から東海にかけての広い範囲と関東や東北の沿岸で平年の3倍以上の雨量となっているのが分かります。
今年の8月は、本州付近への太平洋高気圧の張り出しが弱く、強い日差しが照り付ける日が少なくなりました。特に、11日(水)頃からは本州付近に前線が停滞。南から暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発な状態が続き、九州から東海を中心に大雨となりました。降り始めからの雨量が高知県馬路村魚梁瀬や宮崎県えびの市で1,300ミリを超えるなど記録的な雨量となっています。
22日(日)も湿った空気の流れ込みが続き、雨雲や雷雲の発生しやすい状況が続いています。

23日(月)も広く雨 激しい雨も

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この状況はもう少し続きます。
23日(月)は前線が本州付近に延びるでしょう。九州や中国、四国は雲が広がりやすく、あちらこちらに雨雲や雷雲がかかりそうです。局地的に激しい雨が降るでしょう。近畿は断続的に雨が降り、カミナリを伴うことがありそうです。東海と北陸は午前中は雨や雷雨で激しく降る所があるでしょう。関東は雨が降ったりやんだりで、カミナリの鳴る所もありそうです。東北は未明まで、北海道は朝まで雨の降る所が多いでしょう。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意、警戒してください。
24日(火)も雲が広がりやすく、日本海側を中心に所々に雨雲や雷雲がかかりそうです。

8月の終わりに ようやく太平洋高気圧が勢力を強める

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週後半になると状況が変わってきます。
26日(木)頃からようやく太平洋高気圧が西日本や東日本付近まで張り出してくる予想です。九州から関東、北陸は晴れの天気になるでしょう。8月末になって、ようやく夏本番のような強い日差しが戻ってきそうです。強い日差しとともに、厳しい暑さも戻ってきます。最高気温は広く30℃を超えて、大阪や名古屋などでは連日のように35℃以上の猛暑日になるでしょう。8月も終わりに近づいていますが、万全な熱中症対策をなさってください。
一方、東北や北海道は26日(木)頃まで前線の影響で雨の降りやすい状態が続くでしょう。