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10日は、輪島上空約5500メートル付近に氷点下24度以下の師走並みの寒気が流れ込む見込みです。北陸地方では沿岸部を中心に大気の状態が非常に不安定となるでしょう。この強い寒気は今週末にかけて居座る予想で注意が必要です。

12日頃まで不安定続く、平野部は時雨の冷たい雨、新潟・石川を中心に高波に要警戒!

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偏西風が大陸で大きく蛇行、上空に強い寒気を伴った低気圧が沿海州方面でほとんど停滞しています。このあと、輪島上空約5500メートル付近には氷点下24度以下の師走並みの寒気が流れ込む見込みです。その後も12日頃までは気圧配置に大きな変化はなく、上空には寒気が居座るでしょう。北陸地方では大気の不安定な状態が今週末にかけて続き天気はぐずつく見込みです。
北陸地方では、10日未明から、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意が必要です。天気が急変した場合には頑丈な建物内に移動するなど安全確保に努めて下さい。落雷による火災や電化製品の故障にもお気をつけ下さい。
あられやひょうにより農作物に被害が出る可能性もあり、事前の対策をお願いします。道路では所によってはうっすら白くなる所もありそうです。自動車の運転には十分注意して下さい。
日本海では等圧線の間隔が狭い状態が続く見込みです。12日にかけて海上を中心に西寄りの強風に注意し、新潟・石川では高波に警戒して下さい。

冬の北陸は「雷銀座」!

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月別の雷日数の平年値(1991〜2020年までの30年間の平均)を比べると、金沢のような日本海側の地方では冬に多くなっています。冬季に第一級の強い寒気(上空5500メートル付近に氷点下40度前後)が南下した場合も、日本海の海面水温は相対的に暖かく、大気の状態は不安定となります。これからの時期、石川・富山方面では雷を「ぶり起こし」とも呼び、北陸では冬の味覚である「寒ぶり」漁が最盛期を迎えます。本格的な冬の到来はまもなくです。