今夜(10日)からあす(11日)にかけても、上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込み、日本海側は大気の不安定な状態が続く見込みです。落雷や突風など局地的な激しい現象に注意が必要です。

日本海側は11日にかけて雷雨に注意

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日本海に寒冷渦(上空に寒気を伴った低気圧)があり、この時期は日本海の海面水温がまだ高いことから、大気の状態が非常に不安定になっています。
きょう10日は、その日本海で発達した雨雲が北陸など日本海側の陸地に流れ込み、あちらこちらで雷雨になりました。また、太平洋側でも風が強く、東京都心でも最大瞬間風速15.2メートルを観測しました。
寒冷渦は動きが遅いため、しばらく大気の不安定な状態が続くでしょう。あさって(12日)ごろにかけて、北陸を中心に雷が発生する確率が高く、激しい雨による道路の冠水や落雷、竜巻などの突風に注意が必要です。

雷雲が近づくサイン その時どうする?

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外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた落雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。