この先1週間、関東のポイントは「乾燥、気温差(寒暖差)、紅葉」の「3K」です。週末〜来週前半は、空気の乾いた状態が続くため、火の取り扱いなどに注意が必要です。紅葉狩り日和も続きますが、一日の中での気温差(寒暖差)が大きくなりますので、服装選びにお気をつけください。

1つめの「K」 乾燥に注意

この週末〜来週前半は、関東では広く晴れるでしょう。そこで、ポイントは「3K」です。
1つめのKは「乾燥」です。来週前半にかけて、カラッと晴れる日が続くため、空気がカラカラに乾いた状態が続くでしょう。
このため、火の取り扱いには、十分な注意が必要です。また、湿度が低くなると、ノドの粘膜の防御機能が低くなるため、インフルエンザにかかりやすくなりますし、新型コロナウイルスなどの飛沫感染のリスクが高まるおそれがあります。お肌の乾燥対策も、心掛けてください。

2つめの「K」 気温差(寒暖差)にも注意

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2つめのKは「気温差(寒暖差)」です。
最低気温に注目すると、宇都宮では、12日金曜〜14日日曜は、連日4℃まで下がるでしょう。関東南部は、週末にかけて徐々に冷える所が多く、14日日曜は東京では7℃と、今シーズンこれまでで最も気温が低くなりそうです。横浜や千葉でも、14日日曜の最低気温は、ひと桁の予想です。
最低気温が下がる原因は、「放射冷却」が強まるからです。「放射冷却」とは、物が外へ熱を出して、冷えることです。例えば、寒い夜に、布団をしっかりかけて寝れば、朝まで体が暖かかったはずなのに、布団をかけずに寝てしまい、体が冷えてしまった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この場合と同じで、夜から朝にかけて曇りの天気だと、雲が布団と同じ役目をするので、地面近くの熱は空へ逃げにくく、冷え込みが弱くなります。一方、風が弱く晴れていると、布団と同じ役目をする雲がないので、地面近くの熱はどんどん空へ逃げてしまうため、冷え込みが強くなるのです。
この「放射冷却」が強まることで、関東では、週末にかけて、朝晩は冷える日が続く予想です。
さらに、朝晩と日中との「気温差(寒暖差)」が大きくなるでしょう。最低気温と最高気温の「差」は、10℃以上の所が多く、12日金曜の宇都宮は、その「差」が15℃になりそうです。服装選びに注意が必要です。

3つめの「K」 紅葉は見ごろの所は青空に映えそう

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3つめのKは「紅葉」で、紅葉が見ごろの所では、青空に映える日が続くでしょう。
すでに、関東では、袋田の滝(茨城県)、塩原渓谷(栃木県)で紅葉が見ごろを迎えています。また、高尾山(東京都)や長瀞(埼玉県)、成田山新勝寺(千葉県)などでは、すでに紅葉が色づき始めており、高尾山では、来週前半には見ごろを迎えるでしょう。
ただ、標高が高くなればなるほど、街中よりも空気がヒンヤリします。紅葉狩りは、暖かい上着を着て、お出かけください。

次に広く雨が降るのは いつ?

関東では、来週になると、多少、雲の広がる日が増えるでしょう。次に広い範囲で雨が降り、空気が潤うのは、18日木曜頃になりそうです。
来週前半にかけては、「乾燥」や「気温差(寒暖差)」に注意が必要な状態が、長く続くでしょう。体調を崩さないよう、十分お気をつけください。