きょう11日発表された最新の1か月予報によると、この先、日本列島は西ほど寒気の影響を受けやすく、冬の訪れは西からとなりそうです。それぞれの地域の、気温と天候の傾向をまとめました。

冬の訪れ 北日本・東日本は遅く 西日本は月末以降一気に進む

きょう(11日)気象庁は最新の1か月予報を発表しました。それによりますと、この先、北からの寒気の流れ込みは弱いものの、西からは寒気が入りやすい見込みです。冬の訪れは地域によってかなり差がありそうです。
北日本や東日本は高温傾向で、季節の進みはゆっくりでしょう。一方、西日本は1か月の平均気温では平年並みのものの、今月末以降は、寒気が流れ込みやすく、気温は平年並みか低くなりそうです。そのため、今月末以降、季節が一気に進みそうです。冬物のコートや、冬用タイヤの準備などは余裕をもってしておくと良いでしょう。沖縄・奄美は大陸からの寒気の影響を受けやすく、低温傾向となりそうです。

1週目(11月13日〜19日)

予想される気温と天候を週ごとにみていきます。
1週目は、日本の北を低気圧が通過する見込みで、低気圧に向かって南から暖かい空気が入り込みやすい予想です。そのため、北日本では気温がかなり高くなる見通しです。北海道には「高温に関する早期天候情報」が発表されていて、今後2週間程度は気温が平年より高い日が多く、特に17日ごろからは気温がかなり高くなる可能性があると予想されています。また、東日本も気温は平年並みか高い予想です。西日本は平年並みでしょう。一方、沖縄・奄美は、大陸からの寒気の影響を受けやすく、気温は平年より低い予想です。
天候は、北日本の日本海側、東日本の日本海側では、平年と同様で、曇りや雨(雪)の日が多いでしょう。西日本の日本海側は低気圧や前線の影響を受けにくく、平年よりも曇りや雨の日が少ない予想です。太平洋側の地域は、晴れの日が多い予想で、特に東日本・西日本では平年よりも晴れる日が多いでしょう。一方、寒気の影響を受ける沖縄・奄美は、平年に比べて曇りや雨の日が多くなりそうです。

2週目(11月20日〜26日)

11月22日は二十四節気の「小雪」ですが、北日本や東日本では、まだ本格的な冬の訪れとはならなそうです。引き続き、北からの寒気の南下は弱い予想で、寒気は西から入りやすい傾向が続くでしょう。そのため、気温は、北日本では平年より高く、東日本では平年並みか高い予想です。一方、西日本はほぼ平年並み、沖縄・奄美は平年並みでしょう。西日本や沖縄・奄美では、寒気が流れ込むタイミングで、グッと冷え込む日がありそうです。
天候は、全般に平年と同様の傾向で、北日本から西日本の日本海側は曇りや雨(雪)の日が多く、太平洋側は晴れる日が多いでしょう。沖縄・奄美は曇りや雨の日が多い見通しです。

3〜4週目(11月27日〜12月10日)

12月7日は二十四節気の「大雪」です。ただ、北日本にはなかなか冬はやってきません。引き続き、北日本は寒気の影響を受けにくく、気温は平年並みか高いでしょう。東日本では平年並みとなる予想です。東日本ではいよいよ冬らしい空気となりそうです。北陸では平地でも初雪を観測する時期で、関東の平野部でも日中は10度台前半までしか気温が上がらない日が多くなるでしょう。西日本と沖縄・奄美は、大陸からの寒気が流れ込みやすく、平年並みか低くなるでしょう。寒さ対策とともに、日本海側の地域では雪への備えも必要となりそうです。
天候は、平年と同様の傾向です。北日本、東日本、西日本のそれぞれ日本海側は、曇りや雨(雪)の日が多いでしょう。北日本から西日本の太平洋側は晴れの日が多い予想です。沖縄・奄美は、平年同様、曇りや雨の日が多いでしょう。
【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・北陸・東海地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部・九州南部地方
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方