大学入学共通テストが実施される15日から16日は、冬型の気圧配置は緩む見込みです。ただ、16日は雨や雪の降る所が多いでしょう。20日にかけて、度々冬型の気圧配置になり、大雪に警戒が必要です。24日頃は広く雨が降り、この雨のあと、千島近海で低気圧が発達する可能性もあります。

強い冬型の気圧配置 13日夜は寒気流入ピーク

13日、発達した低気圧が千島近海にあり、日本付近は強い冬型の気圧配置になっています。14日にかけて冬型の気圧配置が続くでしょう。北海道から中国地方にかけて、日本海から発達した雪雲が次々に流れ込む見込みです。寒気の流れ込みのピークは、13日夜です。上空5500メートル付近でマイナス36℃以下の寒気が、北陸付近まで流れ込むでしょう。平地で大雪の目安の寒気です。上空の寒気は、特に北陸付近で強く、雪雲が発達するでしょう。さらに、日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)が顕在化する見込みです。日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)とは、シベリア大陸から流れ込んだ冷たい風が、朝鮮半島北部に位置する長白山脈によって、いったん二分されたのち、風下である日本海で再び合流することによってできる収束帯(雪雲が発達しやすいライン)のことです。この発達した雪雲が北陸付近にかかり、次第に近畿北部や山陰にかかるでしょう。平地で一気に積雪が増えることも考えられます。雪雲は太平洋側にも流れ込むでしょう。
14日にかけて、季節風が吹き、北海道や東北北部では、ふぶく見込みです。北海道から中国地方の日本海側を中心に大雪の恐れがあります。大雪や猛ふぶきにより交通に影響が出る可能性もあります。車の運転などは無理をしないでください。

15日〜16日 大学入学共通テストの日の天気

15日は、冬型の気圧配置は緩む見込みです。日本海側の雪は次第に止むでしょう。日の差す所が多い見込みです。
16日は、前線を伴った低気圧が日本海から近づき、通過するでしょう。本州付近に、南から湿った空気が流れ込む見込みです。関東付近は晴れ間が出ますが、そのほかの各地は曇りや雨、雪の所が多いでしょう。雪は湿った重い雪です。積雪が多い地域では、なだれや屋根からの落雪などに注意が必要です。気圧の谷が通過するときは、雷を伴って、雨や雪の降り方が強まることがあるでしょう。
大学入学共通テストが実施される15日と16日は、大雪の峠は越えるとはいえ、路面の状態が悪くなっていることも考えられます。時間に余裕をもって行動するとよいでしょう。

17日〜20日の天気 再び冬型の気圧配置 強い寒気流入

16日の気圧の谷の通過後は、九州など西日本を中心に強い寒気が流れ込む見込みです。17日には、日本付近は冬型の気圧配置になるでしょう。北海道から中国地方を中心に、日本海で発達した雪雲が次々に流れ込む見込みです。18日頃は、再び上空5500メートル付近にマイナス36℃以下の寒気が、北陸付近まで流れ込むでしょう。北海道から中国地方の日本海側は、雪の降り方が強まることが考えられます。日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)が顕在化することもあるでしょう。17日から20日頃にかけて、北海道から中国地方の日本海側を中心に大雪になり、九州でも対馬海峡沿岸の地域で雪に注意、警戒が必要です。

21日〜26日の天気 24日頃は雨 そのあと低気圧が発達する可能性もあり

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21日から26日の期間は、今のところの資料では、日本付近への顕著な寒気の流れ込みはありません。
23日から24日頃は気圧の谷の通過で広く雨が降るでしょう。広く南よりの風が吹き、最高気温はこの時期としては高くなる見込みです。雪が多く積もる地域では、なだれや屋根からの落雪に注意が必要です。積雪している所に雨が降ることで、路面の状態が悪くなることも考えられます。
23日から24日頃の気圧の谷の通過した後、千島近海からアリューシャン近海で、低気圧が発達する可能性があります。顕著な寒気の流れ込みはないといっても、低気圧が北日本付近に寒気を引き込む可能性があります。この場合は、北海道から北陸で雪が降ったり、風が強めに吹いたりすることが考えられます。最新の気象情報をご確認下さい。