4月20日から5月7日、夕方の西の空に水星が見つけやすくなります。この期間は、広くすっきり晴れる日は少ないでしょう。こまめに気象情報を確認し、星空観察のチャンスを逃さないように!

水星の観察 4月20日〜5月7日 今年一番のチャンス!

水星は、太陽に最も近い惑星です。水星より外側を回る地球からは、水星は太陽からあまり離れず、見づらい天体の一つです。ですが、4月29日は、水星の東方最大離角になり、この日前後に日の入り直後の西の低い空で見つけやすくなります。東京における日の入り30分後の水星の高度は、4月29日が最も高く13度台で、10度を超える期間は4月20日から5月7日です。他の地域でも大きな違いはなく、水星を観察するには、今年一番のチャンスです。

水星は低い空に見えますので、西北西が開けた場所で観察する必要があります。低い空に雲のない晴れた日が観測に最適です。夕焼けが残るほのかに明るい空では、水星を探すのは少し難しいかもしれません。その場合は、双眼鏡を使うと探しやすくなります。双眼鏡で、太陽を見ないよう、太陽が沈んでから観察を始めるようにしてください。

5月2日と3日は、新月直後の細い月が水星のそばに見えるので、目印になります。

ゴールデンウイークにかけて天気の傾向

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20日は、晴れて、星空観察によい条件の所が多いでしょう。ただ、関東付近は曇りや雨であいにくの天気になりそうです。21日は、九州から東北を中心に曇りや雨でしょう。北海道では晴れる所があり、星空が見られる可能性があります。

向こう一週間は広くすっきり晴れる日がない中で、星空観察に比較的条件がよいといえるのが、22日と23日です。本州付近は、大陸からの乾いた空気に覆われて、夕方ごろは西の空が晴れる所が多いでしょう。

24日ごろから、ゴールデンウイーク前半にかけて、本州付近に前線が停滞しやすくなる見込みです。広く曇りや雨の日が多いでしょう。ただ、29日ごろは、前線が南へ下がり、本州付近が乾いた空気に覆われることを示す資料もあります。星空観察にあいにくの天気の日が多いですが、29日ごろに晴れる時間があり、チャンスがあるかもしれません。

ゴールデンウイーク後半は、本州付近に湿った空気が流れ込みやすいでしょう。前線が停滞することもありそうです。広い範囲ですっきり晴れる日はなく、星空を見られるチャンスは少ないかもしれません。チャンスは逃さないように、こまめに最新の気象情報を確認するとよいでしょう。