2022年の4月を振り返ると、寒暖差や小笠原諸島への台風接近、東北の真夏日、北海道で記録的に早い桜の開花など、目まぐるしく天気や気温が変化しました。あすから5月がスタートですが、天気や気温の傾向はどうなるのでしょうか。

4月はいつも以上に寒暖差激しく

東京都心の最高気温を振り返ると、寒暖差の激しさが一目瞭然です。序盤は寒の戻りで4日には9.8℃と10℃以下。その後は一気に気温上昇で、10日には今年初の夏日(26.8℃)を記録しました。その後も寒暖を繰り返しています。

今月、東京都心で最高気温の前日差が±5℃以上になった日は10日もありました。過去5年(2017年〜2021年)の平均が6日なので、いかに今年の4月の寒暖差が激しかったかがわかります。

台風1号 小笠原諸島に接近

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4月8日には台風1号が発生。発達しながら北上して、一時は中心気圧950hPaで「大型で非常に強い」勢力まで発達。15日には小笠原諸島に接近して、父島で4月としては統計開始以来1位となる最大瞬間風速46.5メートルを記録するなど大荒れとなりました。

台風1号が日本列島(伊豆諸島、小笠原諸島、沖縄・奄美を含む)に接近するのは2016年以来6年ぶりのことでした。

東北で全国今年初の真夏日

4月11日には、南からの暖かい空気やフェーン現象の影響で、東北の太平洋側を中心に記録的な高温となりました。

最高気温は岩手県宮古市で31.0℃と、全国で今年初の真夏日に。その年初の真夏日が東北の太平洋側で観測されるのは過去に例をみないようなことです。このほか岩手県山田町、釜石市、岩泉町小本、岩泉町、久慈市の6地点で30℃以上となり、いずれも統計開始以来最も早い真夏日となりました。

北海道は桜の季節が記録的に早い

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4月の最終日のきょう(30日)は、網走で統計開始以来最も早く桜(エゾヤマザクラ)が満開になりました。そのほか北海道の各地で、今月の高温の影響で記録的に早い開花や満開となりました。

4月21日に函館で統計開始以来3番目に早く開花。その後、4月22日に帯広で開花、4月25日に帯広と札幌で満開、4月27日に網走で開花、4月30日に網走で満開と、いずれも統計開始以来1位の早さで咲き進みました。

追記)きょう30日午後3時半頃に室蘭でも桜(ソメイヨシノ)が満開になりました。

5月の気温傾向 まだまだ寒暖差大

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あすから5月がスタートですが、気温の傾向を見ると、5月6日にかけては平年並みか低めです。特にゴールデンウィーク前半は寒気の影響を受けて、ヒンヤリする日もあるでしょう。

ただ、5月7日以降は一転して、全国的に平年並みか平年を上回る予想で、ゴールデンウィーク明けは特に西日本や東日本で一気に暑くなる見込みです。

また、降水量は全国的に平年並みか多く、西日本や東日本は湿度の高いムシムシした暑さになりそうです。沖縄はゴールデンウィーク中に梅雨入りする可能性があります。

もともと季節の変わり目の4月、5月は寒暖差が激しいですが、今年は特にその傾向が強いので、いつも以上に体調管理に気を付けたいですね。