あす5月1日の日の出前、東の空で金星と木星が最も接近します。連休3日目の天体ショーは太平洋側を中心に見られるチャンスありです。天気や観測ポイントをまとめました。

金星と木星が大接近 明るくなったら望遠鏡や双眼鏡は控えて

あす5月1日の日の出前(午前4時頃)に、東〜東南東の空で金星と木星が大接近します。2つの惑星が、満月の見かけ上の直径の4割程度まで近づく超大接近となるため、遠目からではほぼ重なって見えるかもしれません。

最も接近する時間が日の出前の午前4時頃なので、望遠鏡や双眼鏡の使用は注意が必要です。暗いうちは問題ありませんが、空が明るくなってから誤って望遠鏡や双眼鏡で太陽を見てしまうと大変危険です。使用は暗いうちだけにとどめてください。

2つの惑星ともに明るいので、ある程度空が明るくなっても肉眼で見ることができそうです。(肉眼でも直接太陽を見るのは避けましょう。)

また、東の空の低い位置での接近になりますので、東側に高い建物があまりない場所を選ぶとよさそうです。

あすの日の出時刻は、札幌市4:29、東京都心4:50、大阪市5:08、福岡市5:30、那覇市5:52です。

全国的に雲が多め 太平洋側でチャンスありか

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あす5月1日は、気圧の谷の影響で、曇りや雨となる所が多いでしょう。明け方の天気分布を見ても東北〜近畿にかけて日本海側を中心に雨が予想され、あいにくの天気です。

ただ、北海道や東北〜九州の太平洋側では雲の合間から観測チャンスありです。特に日の出前の金星は「明けの明星」と呼ばれるほど明るい星です。雲が薄くなったり、雲の切れ間があればすぐに確認できるでしょう。

最接近の時間の前後でも、両惑星の近づく様子は見られます。余裕のある方は夜の内から長く観測するとみられるチャンスが広がりそうです。