本日(5月9日)、午前中に根室で桜(チシマザクラ)が開花し、平年より7日早く、昨年より1日早い開花宣言が発表されました。根室の開花をもって、日本気象協会で開花を発表しているすべての地点で開花したことになり、今年の桜前線は終着となりました。5月9日での桜前線終着は、2019年と並び、史上2番目に早い終着となりました。

根室ではチシマザクラが観測対象

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根室では、昨日(8日)は最高気温が今年2番目に高い16.5度を記録し、今日も正午までに13.7度まで上がるなど、高めの気温が続いています。その暖かさに後押しされ、今日の午前中に根室市の観光協会が桜の開花を確認し、平年より7日早く、昨年より1日早い開花宣言となりました。

根室の桜の開花、満開は2010年(平成22年)10月に根室測候所が無人化となったことから、2011年(平成23年)から根室市観光協会が引き継いで観測しています。根室の桜観測の標本木は旧根室測候所にあり、北方領土由来のチシマザクラを用いています。チシマザクラはソメイヨシノなどとは異なり、幹が立ち上がらずに根元から分かれているのが大きな特徴です。

桜前線ゴール 昨年よりさらに早く、史上2番目の記録に

なお、根室の開花をもって、日本気象協会で開花を発表しているすべての地点で開花したことになり、今年の桜前線は終着となりました。

今年も桜の開花は全国的に早くなりました。3月16日に高知県宿毛で開花が発表され、翌17日には福岡で気象台観測地点の中で最も早い開花が観測されました。その後も順調に北上した桜前線は4月16日に青森へ到達。5日後の4月21日には津軽海峡を渡って、北海道の松前と函館で平年より一週間ほど早く開花しました。

その後は22日に帯広で、23日に札幌で、26日には旭川と、いずれも平年より9日ほど早く開花しました。道内各地に開花の便りを届けながら道内をおよそ3週間かけて進み、今日5月9日のゴールとなりました。5月9日での桜前線ゴールは、2019年と並び、史上2番目に早い記録となりました。なお、桜前線終着が最も早かったのは2015年で、5月6日の釧路と根室の開花でゴールとなっています。