北海道では5月末から気温が平年並みか低めに経過し、いわゆる「リラ冷え」となっています。気温が低めで、すっきりしない天気はいつまで続くのでしょうか? 詳しく解説します。

5月の北海道 振り返り

5月の北海道は気温が高めの日が多く、真夏日を2回観測しました。しかし、5月末からは気温が平年並みか低くなり、31日には道内で最も気温が高くなった留萌地方の小平町達布で19.6度にとどまるなど、22日ぶりに最高気温が20度に届きませんでした。北海道ではライラックが咲く頃に気温が低くなることを「リラ冷え」といいますが、ここ数日の道内はいわゆる「リラ冷え」となっています。

また、上旬から中旬にかけての道内は、降水量が平年よりかなり少なく、雨不足の状態が続いていましたが、下旬になってから雨の降る日が多くなり、5月の降水量は結果的にほぼ平年並みとなりました。

今後の天気や気温は? 寒さはいつまで?

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北海道で春から夏にかけて気温が低くなる原因の一つとしてあげられるのが、オホーツク海高気圧です。この高気圧が優勢になると、北海道には冷たいオホーツク海を渡ってくる湿った空気が流れ込みやすくなり、全般に曇り空のすっきりしない天気で、気温が低くなることが多くなります。
今後、このオホーツク海高気圧はしばらくの間居座るため、来週にかけては雲の広がりやすい天気が続き、気温も平年並みか低めに経過する見込みとなっています。
しかし、6月中旬頃からは晴れ間の出る日も多くなってきて、気温もようやく平年並みに戻り、暖気の入り方によっては再び初夏の暑さとなる日も出てきそうです。

本格的に暑くなる前に

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ここで心がけたいのが、暑くなる前に「暑熱順化を行うこと」です。暑熱順化とは、体が暑さに慣れていくことをいいます。体が暑さに慣れていないと、その分熱中症になる危険性が高くなってしまいます。日頃から暑熱順化を意識して、暑さに負けない体作りを心がけましょう。
具体的な行動としては、適度なウォーキングやジョギング、ストレッチなどの運動、入浴などです。本格的な暑さを迎える前に、積極的に体を動かしたりして汗をかくことで、徐々に暑さに慣れていきましょう。