九州北部では線状降水帯による猛烈な雨が降り、土砂災害、浸水害、洪水害の危険度が非常に高まっている所があります。九州北部では、引き続き19日午前中にかけて、九州南部では日中にかけて、線状降水帯が発生しやすい状況が続く予想です。

九州で線状降水帯発生

きょう19日、前線上の低気圧が日本海西部にあって東北東に進んでいます。低気圧からのびる前線があす20日にかけて九州を南下する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。

九州北部では線状降水帯による猛烈な雨が降り、土砂災害、浸水害、洪水害の危険度が非常に高まっている所があります。午前6時現在も佐賀県、福岡県、大分県、山口県、島根県には土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

24時間雨量は長崎県対馬空港で257.5ミリ(4時30分まで)、長崎県対馬市厳原で223.5ミリ(4時30分まで)、長崎県壱岐市芦辺で223.5ミリ(6時00分まで)、山口県美祢市東厚保で213.5ミリ(6時00分まで)と200ミリ超の大雨となっています。

線状降水帯の発生しやすい状況が続く

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九州北部では、引き続き19日午前中にかけて、九州南部では日中にかけて、線状降水帯が発生しやすい状況が続き、さらに雨量が増える恐れがあります。大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があり、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。

避難時の注意点

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避難時は用意があればヘルメットを着用しましょう。動きやすい長袖、長ズボンで避難してください。履きなれたスニーカー(運動靴)で避難してください。(おすすめは紐で締められ、靴底がしっかりしているタイプ。長靴は水が入ってしまうと歩行が困難になるため避けましょう。)避難時に必要なものはリュックに入れて両手を空けておき、できれば軍手を着用してください。

できるだけ複数人で避難するようにしましょう。浸水が始まっている場合は、傘や杖などの棒状のものを使って足元を確認しながら慎重に避難してください。

土砂災害は、雨のピークが過ぎて小康状態になっている時や雨がやんだ後にも発生する可能性があります。雨がやんだ後も、避難指示や大雨警報が解除されるまでは、避難場所にとどまりましょう。

やむを得ない場合には、建物の斜面とは反対側の2階以上の部屋へ移動しましょう。(ただし、土石流が想定される箇所においては、危険な区域の外へ退避する、もしくは堅牢な建物の高層階に避難することが基本です。)