きょう11日、熱帯低気圧が日本の南を北上しています。熱帯低気圧は、今後、台風になり、13日に関東や東海にかなり接近する恐れがあります。台風への備えは、あす12日のうちにしておいてください。

熱帯低気圧 台風になり関東や東海に接近する恐れ

きょう11日午後3時現在、日本の南には、熱帯低気圧があり、北上しています。熱帯低気圧は、今後、日本の南を北上しながら、24時間以内に台風になる予想です。台風は、あさって13日に、関東や東海にかなり接近する恐れがあります。14日には、日本の東に抜けるでしょう。

関東や東海は、熱帯起源の暖かく湿った空気の影響で、13日にかけて、局地的に大雨になる恐れがあります。特に13日は、関東では台風本体の雨雲がかかり、警報級の大雨や高波、東海も台風の進路や発達の程度によっては、警報級の大雨や高波になる可能性があります。

土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、高波に注意、警戒してください。

熱帯低気圧の情報

きょう11日午後3時の観測によると、熱帯低気圧は、日本の南を1時間におよそ15キロの速さで北北西へ進んでいます。中心の気圧は1006ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルです。

雲の様子をみると、まだ熱帯低気圧の雲ははっきりとしておらず、むしろ熱帯低気圧の南側に発達した雲の塊がみられます。

あす12日から影響が出始める

熱帯低気圧や台風が離れていても、注意が必要です。

あす12日は、熱帯低気圧、または台風外側の帯状の発達した雨雲が、東海や近畿南部、四国の一部にかかるでしょう。雷が鳴り、雨が降ることがある見込みです。このような雲がかかると、ザッと雨が強く降ったり、竜巻などの激しい突風が発生することもあります。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、直ちに安全な建物の中に移動してください。

太平洋側の海は、うねりを伴って、波が高くなるでしょう。海のレジャーはご注意ください。

あさって13日は、関東や東海では、台風の接近で大雨や高波の恐れがあります。台風への備えは、あす12日のうちにしておいてください。

予想される降水量・波の高さ・風

■雨の予想
11日午後6時から12日午後6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
関東地方 60ミリ
甲信地方 70ミリ
伊豆諸島 60ミリ
その後、12日午後6時から13日午後6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
関東地方 100から150ミリ
甲信地方 100から150ミリ
伊豆諸島 100から150ミリ

■波の予想
12日に予想される波の高さは、
関東地方  3メートル うねりを伴う
伊豆諸島  4メートル うねりを伴う
13日に予想される波の高さは、
関東地方  5メートル うねりを伴う
伊豆諸島  5メートル うねりを伴う

■風の予想
12日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
関東地方 13メートル(25メートル)
伊豆諸島 15メートル(25メートル)
13日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
関東地方 15から19メートル(25から35メートル)
伊豆諸島 15から19メートル(20から30メートル)

台風が近づく前の対策 大雨に備えて

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今回の台風では大雨が心配されます。事前に備えておくポイントは、次の3つです。

1つめは、水害に備えて、雨どいや排水溝、側溝を掃除し、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

2つめは、浸水による被害を防ぐため、家財道具や家電製品、食料品などは、可能な限り、高い所や2階以上へ移動させておくと良いでしょう。押し入れの下の段に入っているものは、上の段に移しておくだけでも、被害を小さくできます。

3つめは、電源のコンセントは抜いておくと良いでしょう。電源のコンセントが水につかると、漏電やショート、感電の恐れがあります。

いずれも、台風が近づいてから備えるのではなく、台風情報を確認して、早めに対策を行ってください。