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きょうの北陸地方は、フェーン現象により各地で気温が上がりました。4県の全59の観測点のうち30箇所で35度以上の猛暑日となりました。

きょうは、日本海を進む台風11号に向かって南風が吹き込みました。北陸上空1500メートル付近には晴れれば気温35度以上の猛暑日となる目安の強い暖気が流れ込み、日照時間も長く強い日差しが照り付けました。これにフェーン現象の効果も加わり、石川県の金沢で最高気温が38.5度(観測史上1位タイ。120年前の1902年9月8日の記録に並ぶ)、羽咋で37.8度(9月の観測史上2位)、新潟の三条で38.8度(9月の観測史上2位)、新潟で35.4度と今シーズン初の猛暑日となるなど、危険な暑さとなった所がありました。

この夏の北陸の珍事? 熱中症警戒アラートの発表回数17回の新潟で本日初めての猛暑日 同じく4回の富山で猛暑日21日を観測!

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熱中症警戒アラートは、予測に基づいて暑さ指数が計算され、基準超えが見込まれると、対象日の前日17時と当日5時に発表されます。これは、実況ベースではないため、100%実況に等しくならないケースが起り得ます。

更に、暑さ指数の計算式は、「気温:1」「湿度:7」「輻射熱(ふくしゃねつ):2」の割合で影響が計算され、湿度のウェイトが高くなっています。フェーン現象により高温と乾燥が同時におこりやすかった今夏の富山では、最高気温が35度以上の猛暑日となっても、アラート発表の対象にならないケースが石川・新潟・福井と比較して多くなりました。そして、本日6日も富山県には熱中症警戒アラートは発表されていません。

個々の地点の暑さ指数は、環境によって大きく異なります。各個人が暑さから身体に受けるダメージもその日の体調によって大きく左右されます。現実にはアラートの発表が無くても熱中症の救急搬送はあり、残念ながら亡くなる方も確認されています。

最新の一ヵ月予報では、今後も北陸地方の平均気温は平年より高く、季節の歩みはスローペースとなりそうです。この時期は暑さに一番身体は慣れていますが、夏の疲れが一番出やすい時期でもあります。体調管理には十分お気をつけください。