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台風12号は、9日午後3時現在、フィリピンの東の海上を北上中で、来週には「強い」勢力で沖縄に接近する恐れがあります。また、日本の南の海上では、きょうになって熱帯低気圧が次々と発生しています。今後の動きに注意が必要です。

台風12号 強い勢力で沖縄へ

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台風12号は、9日午後3時現在、フィリピンの東の海上を時速およそ15キロの速さで、北西へ進んでいます。中心の気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大瞬間風速は35メートルとなっています。

今後、発達しながら北上を続けて、週末から週明けは沖縄の先島諸島に接近する恐れがあります。ただ、12日(月)頃からは予報円が大きくなり、進路が定まっていません。15日(木)の予報円の東は沖縄本島にもかかっています。前回の台風11号同様に、沖縄付近で動きが遅くなり、影響が長引く可能性もあります。

南の海上に熱帯低気圧が2つ

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きょう9日正午の天気図を見ると、台風12号の東に2つの熱帯低気圧があります。ひまわりで雲の様子を見ても、2つの熱帯低気圧の雲がまとまり始めています。

この2つの熱帯低気圧ですが、週末にかけては同じような場所に居座る見込みです。その後の動きや台風まで発達するかなどは、まだはっきりしません。ただ、台風12号を追いかけるように西よりに進む可能性もあります。今後の動きに注意が必要です。

来週は沖縄で大荒れ 西日本も雨が強まる

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あす(10日)〜あさって(11日)は晴れる所が多いですが、東海や近畿、四国などは午後から所々でにわか雨や雷雨がありそうです。沖縄も石垣島など先島諸島ではあさってから雨や風が強まり、本島地方も波が高くなりそうです。

12日(月)以降は台風12号が接近する石垣島は大荒れの天気が長く続く恐れがあります。台風の動きによっては沖縄本島も雨や風の影響が出る可能性があります。

九州〜北海道も、12日以降は曇りや雨のすっきりしない天気の日が多くなるでしょう。特に西日本の太平洋側では、台風や熱帯低気圧がもたらす湿った空気や、太平洋高気圧を回る湿った空気の影響で、雨の強まる日がありそうです。

台風に備える

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台風などで大雨が予想される際に、事前に備えておくポイントは、次の3つです。

1つめは、水害に備えて、雨どいや排水溝、側溝を掃除し、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

2つめは、浸水による被害を防ぐため、家財道具や家電製品、食料品などは、可能な限り、高い所や2階以上へ移動させておくと良いでしょう。押し入れの下の段に入っているものは、上の段に移しておくだけでも、被害を小さくできます。

3つめは、電源のコンセントは抜いておくと良いでしょう。電源のコンセントが水につかると、漏電やショート、感電の恐れがあります。

いずれも台風が近づいてから備えるのではなく、接近前に早めに対策を行ってください。また、台風から離れた場所でも大雨が予想されることがあります。気象情報をしっかり確認するようにしてください。