日本の南海上にはあす14日(水)にかけて、新たな台風が発生する見込みです。週間天気図にも台風が週末以降、北上する予想が出ています。19日(月)「敬老の日」以降は、北日本を寒冷前線が通過する予想で、湿った空気も流れ込むため、接近前からの局地的大雨などにも注意です。

今後の進路に注目 週末以降は西から荒れた天気か

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台風に発達するとみられる熱帯低気圧は、きょう13日(火)午後3時、日本の南の海上をゆっくりと東へ進んでいます。中心気圧は998hPa、最大風速は15m/s、最大瞬間風速は23m/sです。

あす14日(水)にかけて、日本の南で台風に発達する見込みです。16日(金)にかけては、次第に速度をあげながら南大東島近海へ進み、17日(土)は、九州の南を北西へ進むでしょう。18日(日)にかけて、進路を北寄りに変え、西日本の陸地に近づく恐れがあります。

17日(土)〜の3連休 西日本から強雨エリア広がる

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15日(木)には沖縄では高波などの影響が出始めそうです。大東島地方や沖縄本島地方では、16日(金)から17日(土)頃は、大荒れや大しけとなるおそれがあります。

17日(土)以降は、広い範囲に湿った空気が流れ込みやすくなるでしょう。
九州など西日本でも雨が降りはじめ、西日本の太平洋側を中心に活発な雨雲がかかり、雨が強まる所も出てきそうです。西から雨が強まり、東日本や北日本にも影響を及ぼすおそれがあります。

今後、台風に発達する熱帯低気圧の進路によって、雨が強まる場所や時間帯など変化しますので、こまめにご確認ください。

様々な資料からみられる台風の北上予想

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こちらの「熱帯低気圧進路予測」は、世界の気象機関の計算をもとにした進路予想です。
複数の進路があるのは、計算式に少しずつ異なる初期値を投入して複数の計算を行っているからです。この手法を使うことで、取り得る誤差の範囲や傾向を見ることができます。

今後、台風に発達するとみられる熱帯低気圧の進路予測を見てみると、やはりこの先、日本の南をゆっくりと西寄りに進み、週末にかけて次第に北上する見込みです。沖縄に近づいた後、九州や四国など、西日本に近づく経路を予想するものが多くなっています。

予測される経路をたどれば、今週後半には沖縄、3連休には九州など西日本を直撃し、大雨や暴風など大荒れの天気をもたらす恐れがあります。
最新の情報を確認しながら、安全に過ごせるように、早めに備えを行ってください。外出の予定のある方は、無理のない行動をとるようにしてください。

大雨の備え

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大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。