今週末にかけて、広い範囲で晴れて紅葉狩り日和に。一方、南の海上には台風のたまごがあり、今後24時間以内に台風へ発達。31日(月)のハロウィン頃から沖縄に近づき、11月のスタートは全国的に雨。今後の動向に注意が必要です。

今週末は広く秋晴れ 紅葉狩り日和

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この先も、本州付近は高気圧に覆われ、週末(29日土曜・30日日曜)にかけて、九州〜東北南部は秋晴れとなるでしょう。

28日(金)〜29日(土)は、寒気を伴った気圧の谷の影響で、北海道や東北北部では雨となりそうです。北陸や山陰も、雨の降る所があるでしょう。

30日(日)は、北日本の天気も回復。北海道〜九州にかけて穏やかに晴れるでしょう。一方、沖縄は雲が多く、次第に雨となりそうです。

本州は紅葉が進み、初霜・初氷・初冠雪など、気象の初物の便りが毎日のように届いていますが、南の海上はまだ夏。フィリピンの東海上の熱帯低気圧(台風のたまご)が、今後24時間以内に台風(22号)に発達し北上。31日(月)頃は、暴風域を伴い、沖縄の南に進む予想です。

ハロウィン頃から沖縄の南へ その後は北東に転向か

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こちらの「熱帯低気圧進路予測」は、世界の気象機関の計算をもとにした進路予想です。

複数の進路があるのは、計算式に少しずつ異なる初期値を投入して複数の計算を行っているからです。この手法を使うことで、取り得るバラツキの範囲や傾向を見ることができます。

31日のハロウィン頃、沖縄に近づいた後の進路予測は、まだバラツキが大きい見込みです。ただ、東よりに向きを変え、九州や四国の南を通過、伊豆諸島や小笠原諸島に近づく経路を予想するものもあるため要注意。

今後、台風まで発達したとして、台風としての性質が維持できているのは、各モデルとも、せいぜい北緯30度あたりまで。ポイントは、台風としての発達ではなく、日本付近で気圧の谷と結びつき、温帯低気圧として急激に発達するモデルがあるため注意が必要です。

11月スタートは広く雨 荒天のおそれも

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11月1日(火)〜2日(水)は、日本海から前線がかかり、南からは台風のたまご(今後24時間以内に台風へ発達)が北上してくるため、全国的に雨となるでしょう。

3日(木:文化の日)は、沖縄や西日本は晴れて、関東など東日本の天気も次第に回復する見込みです。この雨のあと、季節が一段と進むでしょう。

北海道は雨の日が多く、5日(土)からは最高気温が7℃〜8℃と寒さが厳しくなりそうです。

過去 11月に上陸した台風も

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台風シーズンは9月というイメージがありますが、10月も油断禁物。また、11月に上陸した台風もあります。上陸がもっとも遅い記録は、1990年11月30日(和歌山県白浜町の南)です。


南の海上の台風のたまご(24時間以内に台風へ発達)の動向に、注意が必要です。