沖縄付近に停滞する前線やフィリピンに甚大な被害を及ぼしている台風22号からの湿った空気の影響で、沖縄の先島諸島では総雨量が400ミリを超えている所があります。今夜にかけても非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれ。土砂災害などに警戒が必要です。

前線+台風22号の湿った空気の影響 先島諸島で記録的大雨

画像A

きょう1日(火)午前9時の天気図です。

沖縄付近には前線が停滞し、前線に向かって湿った空気が流れ込んでいます。
また、南シナ海には、フィリピンに洪水や土砂崩れなど甚大な被害を及ぼしている強い台風22号があります。この台風22号からの湿った空気が、沖縄付近にのびる前線に向かって流れ込んでいるために、沖縄地方では、大気の状態が非常に不安定となっています。

特に、石垣島や宮古島など先島諸島を中心に活発な雨雲がかかり、けさまでの1時間に、多良間空港で72.5ミリ(2時31分まで)、石垣市伊原間で52.0ミリ(1時17分まで)、波照間島で52.0ミリ(6時47分まで)の非常に激しい雨を観測しました。

その後も強弱を繰り返して雨が降り続き、きょう1日(火)午後1時までの24時間雨量は、石垣市川平で319.5ミリ、石垣島で260.5ミリなどとなっていて、30日(日)午後1時からの48時間降水量は、石垣市川平で434.5ミリ、宮古島で405.0ミリとなっており、24時間降水量や48時間降水量が11月としては観測史上1位の値を更新している所があります。

予想降水量と波の高さ

画像B

<大雨>
先島諸島では、1日(火)は多い所で1時間に50ミリの非常に激しい雨が降る見込みです。このあとも引き続き、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

あす2日(水)12時までの24時間に予想される雨量(多い所)
八重山地方 80ミリ
宮古島地方 120ミリ

<雷・突風>
先島諸島では、積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風による被害の起こるおそれがあります。屋外活動などには注意してください。
また、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

<高波・強風>
先島諸島の沿岸の海域では、あす2日(水)にかけてうねりを伴いしける見込みです。高波にも十分注意をしてください。
なお、きょう1日(火)は気圧の傾きの程度によっては、大しけとなるおそれがあります。

予想される波の高さ(いずれもうねりを伴う)
あす2日(水)にかけて
八重山地方・宮古島地方 5メートル。

沖縄本島地方と先島諸島では、あす2日(水)かけて北東の風が強く吹く見込みです。強風にもご注意ください。