厚生労働省によりますと、第44週(10月31日〜11月6日)のインフルエンザ報告数は、2020年、2021年同時期と比べると多くなっています。また、先週と比べても増えてきています。空気の乾燥や一日の寒暖差が大きい時期ですので、体調管理にはご注意ください。

インフルエンザ増加傾向か

厚生労働省が11月11日に発表した「インフルエンザの発生状況」によりますと、第44週(10月31日〜11月6日)のインフルエンザの指定医療機関の報告数は「270」でした。昨年2021年同時期の総数「23」、一昨年2020年同時期の総数「32」でしたので、昨年や一昨年よりも多いことがわかります。また、先週43週(10月24日〜10月30日)の「153」と比較しても、増加傾向となっています。

この先1か月 寒さはどうなる?

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この先の寒さですが、気象庁が10日に発表した「1か月予報」によりますと、11月12日〜11月25日の平均気温は、北日本から西日本、奄美・沖縄にかけて「平年より高い」予想です。ただ、一時的に寒気が流れ込むこともあり、寒い日もあります。日ごとの気温の変化が大きくなることもあります。太平洋側を中心に晴れる日も多いため、空気が乾燥するでしょう。空気が乾燥すると鼻やのどの粘膜の機能が低下するとも言われますので、適度に加湿するなどの対策をしましょう。

11月26日〜12月9日は、平均気温は、西日本で「平年並みか低い」でしょう。東・北日本、沖縄・奄美は「平年並み」の予想です。冬型の気圧配置の日が多くなり、寒気の影響を受ける見込みです。それまでの「平年より高い」から一気に気温が下がることが予想されます。急に寒くなりますので、体調管理には十分にご注意ください。

【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・北陸・東海地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方

空気が乾燥 インフルエンザに注意

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湿度が低くなると、ノドの粘膜の防御機能が低くなるため、インフルエンザにかかりやすくなります。インフルエンザを予防するには、次のようなことを心がけてください。

① 外出時はマスクを着用し、人の多い所への外出を控えましょう。高齢者や慢性疾患を抱えている方、疲れ気味、睡眠不足の方は、特に注意が必要です。
② 外から帰ったら、手洗いやうがいをしましょう。インフルエンザだけでなく、一般的な感染症予防のためにも、おすすめです。
③ 室内では、加湿器などを使って、適度な湿度(50〜60%)を保ちましょう。
④ 栄養バランスの取れた食事と、十分な睡眠をとるよう、心がけましょう。体の抵抗力を高めることができます。

それでも、インフルエンザにかかってしまった場合は、安静にして、十分な休養や水分をとり、早めに医療機関を受診してください。