きょう1日(月)は、午前中は全国的に青空が広がるが、午後は天気の急変に注意が必要。北海道〜関東、近畿や中国地方で、急な強い雨や落雷、竜巻などの突風、ひょうの降る恐れも。

午前中は各地で青空 午後は急な雷雨・突風・ひょうに注意

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きょう1日(月)は、西から張り出す高気圧に覆われる見込みです。ただ、上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

北海道から北陸、近畿、中国地方は、朝から晴れる見込みです。ただ、昼頃から広い範囲で雨や雷雨があるでしょう。急に雷雲が沸いて、ザッと強い雨が降りそうです。ひょうの降る恐れもあるため、農作物やビニールハウスなど農業施設の被害にご注意ください。

関東甲信は、雲が広がりやすいでしょう。昼過ぎにかけて晴れ間の出る時間がありますが、夕方以降は急な雷雨に注意が必要です。短い時間に強く降ることもありますので、お出かけの際は、雨具をお持ちください。

四国と九州は、夜にかけて晴れの天気が続くでしょう。強い日差しが降り注ぐため、日傘や帽子などで紫外線対策が必要です。

沖縄は次第に晴れますが、南西諸島は昼頃まで雨や雷雨でしょう。

天気急変の前兆とは

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急な雷雨や竜巻などの激しい突風など、天気急変の前兆となる現象には、大きく次の3つが挙げられます。

① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
局地的な大雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、急な強い雨のサインの一つです。

② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのもの、天気急変のサインの一つです。

③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。ひょうの降る恐れもありますので、農作物やビニールハウスなど農業施設の管理に注意が必要です。

晴れて気温上昇 東海では夏日も

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最高気温は、きのう30日(日)より高い所が多いでしょう。

午前中は晴れるため、日差しとともに気温が上がります。北海道は15℃前後、東北や北陸で20℃前後の予想で、平年を上回る見込みです。快適な陽気となりそうです。関東から九州は20℃以上の所がほとんどで、この時期らしい気温でしょう。
名古屋市は25℃と夏日(最高気温が25℃以上)の予想で、昼間は半袖で過ごせるくらいです。日陰を選んで歩いたり、こまめに水分補給したりして、暑さ対策を心がけてください。