ゴールデンウィーク終盤の土日は雨。西日本を中心に大雨の恐れ。夏の暑さは6日(土)まで。7日(日)と8日(月)は一転してヒンヤリ。東京都心は3月並みに。

6日(土)〜12日(金) 連休明けにかけて大雨

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あす6日(土)は低気圧が日本海から北日本を通過し、前線が本州付近を南下する予想です。日本海側から雨の範囲が広がり、昼頃からは九州や中国地方を中心に、局地的に雷を伴って激しい雨が降るでしょう。九州は、滝のような非常に激しい雨の降る恐れがあります。

7日(日)から8日(月)にかけては、本州の南にのびる前線上を低気圧が通過。雨が降るのは九州から関東の太平洋側が中心で、沿岸部ほど雨や風が強まり、大雨になる所があるでしょう。連休明けにかけては、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。交通に影響が出る可能性がありますので、Uターンやレジャー等で移動をする際は、最新の情報を確認してください。

9日(火)以降は晴れ間が出ますが、気圧の谷や湿った空気の影響で雨の降る所がありそうです。

平年を上回る暑さは、いったんあす6日(土)までですが、日ごとの気温差が大きくなりそうです。あす6日(土)は、沖縄や九州から関東ではムシッとした暑さで、東京都心の最高気温は25℃予想。こまめな水分補給など、熱中症対策を心がけてください。

7日(日)と8日(月)は、一時的にヒンヤリします。8日(月)の最高気温は、九州から関東でも20℃に届かない所がほとんどでしょう。東京都心は12℃と、3月上旬頃の気温になりそうです。

13日(土)〜18日(木) 晴れると汗ばむ陽気に

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13日(土)から15日(月)にかけては、西から雨の範囲が広がりそうです。太平洋側では雨脚が強まることもあるでしょう。16日(火)から18日(木)は晴れる所が多く、短い周期で天気が変わりそうです。沖縄はぐずついた天気で、梅雨入りする可能性があります。

最高気温は、14日(日)までは平年より低い所が多いものの、15日(月)以降は広く平年並みでしょう。沖縄は曇りや雨でも25℃前後と、蒸し暑い日が続きそうです。九州から関東は、日差しがあれば25℃以上の夏日の所が続出するでしょう。まだ体が暑さに慣れていない時期です。体調管理にはご注意ください。

気温と服装の目安

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気温と服装の目安です。人により暑さや寒さの感じ方が異なりますが、服装選びの参考にしてください。

気温が20℃を超えると、長袖シャツ一枚で過ごせるくらいの快適に感じられるくらい。25℃を超えると、半袖でちょうど良いくらいです。

日中は気温が上がる一方で、本州の内陸や北海道では朝晩の気温が10℃を下回る日もあり、トレンチコートなど羽織る物が欠かせません。5月は、朝晩と日中との気温差が大きい時期です。お出かけする時間帯に合わせて、調節しやすい服装を心がけましょう。