関西は晴れの天気はきょう12日(金)までで、あす13日(土)から15日(月)にかけては南から流れ込む湿った空気の影響で雨となり、今週末もお出かけにはあいにくの天気となる見込みです。大気の状態が不安定になり、一時的に雷を伴って雨脚が強まる恐れもありますので、急な強い雨や落雷、突風にご注意ください。

13日(土)は昼ごろから広く雨 大気不安定で雷雨に注意

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あす13日(土)は関西へ南東から湿った空気が流れ込む影響で、昼ごろには広く雨になるでしょう。あさって14日(日)までの24時間に降る雨の量は、関西北部や中部では多いところで30ミリ〜50ミリの予想です。先週末のような大雨にはならないでしょう。一方、南部では紀伊半島周辺で100ミリを超え、所により200ミリに達する恐れもあります。南部では大雨に注意が必要です。また、北部や中部でも大気の状態が不安定で局地的に雨が強まり、雷や突風を伴う恐れもありますのでご注意ください。

13日(土)〜15日(月)の48時間積算雨量 紀伊半島周辺は300ミリ近くなる恐れも

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週明け15日(月)にかけても、南から湿った空気の流れ込みが続き、さらに上空には寒気が流れ込むため、関西は大気の状態が一段と不安定になるでしょう。13日(土)から15日(月)までの48時間に降る雨の量は関西北部や中部では50ミリ〜80ミリ程度ですが、南部は紀伊半島周辺で200ミリを超え、300ミリ近くになる恐れもあります。全国各地で大雨や強風の影響を受けた先週ほどの被害にはならない見通しですが、特に南部や紀伊山地周辺など雨量の多くなる所では、河川の氾濫や土砂災害にご注意ください。