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あす16日(火)の関東地方は天気が回復し、気温が急上昇。最高気温25℃以上の夏日続出。17日(水)〜18日(木)は、更に気温が上がり、最高気温30℃以上の真夏日続出となりそうです。きょう15日(月)のヒンヤリから一転、急に暑くなることに加え、体が暑さにまだ慣れていません。熱中症に警戒が必要です。

きょう15日(月)はヒンヤリ あす16日(火)から夏日続出

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きょう15日(月)の関東地方は雨が降ったり止んだりで、朝から気温がほとんど上がりませんでした。15時までの最高気温は、東京都心は18.1℃、前橋17.8℃など、20℃を下回った所が多く4月上旬並み。昼間でも長袖に上着がないとヒンヤリ感じられました。

あす16日(火)は天気が回復し、気温が上昇。関東のアメダス約6割で、最高気温25℃以上の夏日予想。東京都心は26℃と、6日ぶりに夏日となりそうです。熊谷は29℃と、内陸部では30℃近くまで上がる所もあるでしょう。

4月並みのヒンヤリから一転、急に暑くなるため、こまめに休憩や水分をとり、無理のないように注意しましょう。

17日(水)〜18日(木) 最高気温30℃以上真夏日続出 34℃予想も

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あさって17日(水)〜18日(木)、夏日・真夏日続出、最高気温34℃予想も。危険な暑さに警戒が必要です。

本州付近は上空1500メートル付近で18℃と、7月並みの暖気に覆われる見込みです。これは晴れれば、地上付近で軽く30℃以上の真夏日となる暖気です。

17日(水)は夏日続出、関東のアメダス約7割で30℃以上の真夏日予想です。東京都心も、今年初めて30℃以上の真夏日となりそうです。さいたまや水戸は31℃、宇都宮32℃、前橋は34℃と猛暑日(最高気温35℃以上)一歩手前まで上がる見込みです。

18日(木)も、関東のアメダス約6割で真夏日予想。東京都心や前橋など、多くの地点で2日連続の真夏日となりそうです。

関東は、GW中の5月6日に真夏日続出となり、群馬県高崎市上里見町で33.4℃と、今年に入り全国で一番高い気温を観測。練馬や八王子なども30℃を超え、東京都内で今年初の真夏日となりました。東京都心も27.9℃と今年一番の暑さになりました。ただ、6日以降は平年並みか低い日が多くなっています。

まだ、体が暑さに慣れていないところに、急に危険な暑さとなる予想です。こまめに休憩や水分をとり、熱中症に注意しましょう。また、あす16日(火)中に、エアコンの試運転などしておくと良いでしょう。

※追記:東京都心で5月中旬までに真夏日になると2004年(5月11日)以来19年ぶり
東京都心で5月中旬までに2日連続で真夏日になると統計開始以来初

熱中症予防のポイント

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熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。