あす20日(土)は天気が回復し、21日(日)にかけて晴れ間の広がる所が多いでしょう。30℃近くまで気温の上がる所もありそうです。来週23日(火)頃は広く雨が降り、東日本太平洋側を中心に雨量が多くなる可能性があります。この先2週間は極端な暑さはないでしょう。

20日(土)〜26日(金)

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20日(土)は、低気圧が次第に本州から離れ、西から高気圧に覆われる見込みです。天気は回復に向かい、晴れ間の広がる所が多いでしょう。日中は半袖の陽気が戻り、東海など内陸部で30℃近くまで気温の上がる所もありそうです。日々の気温変化が大きくなりますので、体調を崩さないよう、ご注意ください。
21日(日)も、晴れる所が多いですが、気圧の谷が北日本を通過するため、北海道で雨の降る所があるでしょう。
23日(火)頃は広く雨が降り、東日本太平洋側を中心に雨量が多くなる可能性があります。

なお、きのう梅雨入りしたばかりの沖縄・奄美は、雨の日が続かず、度々晴れる日があるでしょう。

27日(土)〜6月1日(木)

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来週末の27日(土)と28日(日)は、雲の広がる所もありますが、多くの所で日差しが届く見込みです。29日(月)になると九州から東海で雨が降りだし、30日(火)にかけては東北や北海道まで曇りや雨のエリアが広がるでしょう。その後はすっきりしない天気の所が多くなりそうです。

この期間は、きのうまでのような極端な暑さはありませんが、晴れれば30℃近くまで気温が上がることもある時期です。改めて少しずつ運動しておくなど、汗をかくことに慣れておくとよいでしょう。

暑さに慣れるためには

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体が暑さに慣れることを暑熱順化といいます。個人差もありますが、暑熱順化には数日から2週間程度かかります。本格的に暑くなる前から余裕をもって暑熱順化のための動きや活動を始めましょう。
暑熱順化のための動きや活動には、次のようなものがあります。

・ウォーキングやジョギング
帰宅時にひと駅分歩く、外出時にできるだけ階段を使用するなど、少し汗をかくような動きをしましょう。目安としては、ウォーキングの場合の時間は1回30分、ジョギングの場合の時間は1回15分、頻度は週5日程度です。

・サイクリング
通勤や買い物など、日常の中で取り入れやすいのがサイクリングです。目安とし
ては、時間は1回30分、頻度は週3回程度です。

・筋トレやストレッチ
室内では、筋トレやストレッチなどで軽く汗をかくことができます。ただ、室内
の温度や湿度には十分注意して、暑くなりすぎたり、水分や塩分が不足したりし
ないようにしましょう。目安としては、時間は1回30分、頻度は週5回〜毎日
程度です。

・入浴
シャワーのみで済ませず、湯舟にお湯をはって入浴しましょう。入浴の前後に
は十分な水分と適度な塩分を補給し、入浴して適度に汗をかくとよさそうです。
目安としては、入浴の頻度は2日に1回程度です。

暑熱順化ができても、数日暑さから遠ざかると効果はなくなってしまいます。自分が暑熱順化できているかを意識し、まだ暑熱順化できていないときには、こまめな水分補給や涼しい場所での休憩などで熱中症を予防しましょう。