28日頃は蒸し暑くなるでしょう。5月末から6月に入る頃は、関東など大雨になる恐れがあります。29日以降、沖縄地方に接近する恐れがある台風2号の動向にも注意が必要です。

台風2号 29日以降 沖縄地方に接近の恐れ

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台風2号は、29日以降、沖縄地方に接近する恐れがあります。沖縄の南で、動きが遅くなり、停滞するでしょう。

沖縄地方では、28日からうねりを伴って大しけになる見込みです。その後、奄美地方も大しけになるでしょう。台風の進路等によっては大荒や大雨の恐れがあります。影響は、長く続く可能性もあります。
西日本から東日本の太平洋側でも、海は次第に台風からのうねりが届くでしょう。台風から離れていても、急に高波が打ち寄せることがあります。むやみに海に近づかないでください。

今後、最新の台風情報をご確認ください。

27日〜6月2日 前線南下で関東など大雨の恐れ 28日頃は蒸し暑く

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あす27日は、日本の東に中心を持つ高気圧は、さらに中心を東へ移す見込みです。28日から前線が、大陸華中から朝鮮半島付近に延び、次第に日本海まで延びるでしょう。前線は31日頃にかけて本州を南下する見込みです。前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になることがあるでしょう。

29日から30日頃は、北陸を中心に降水量が多くなる恐れがあります。31日から6月に入る頃は、九州から近畿の太平洋側、東海、関東で降水量が多くなり、大雨になる恐れがあります。
この雨は、関東甲信など、梅雨入りのタイミングの一つといえそうです。

28日頃は、蒸し暑くなるでしょう。まだ身体が暑さに慣れていない時期です。こまめな水分補給を心がけるなど、熱中症対策が必要です。
来週前半は、最高気温が東京都心で20℃に届かないなど、昼間も空気がヒンヤリ感じられる日があるでしょう。

6月3日〜8日 曇りや雨の日多い 台風や低気圧の動向次第で冷涼な空気に

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この期間、傾向としては、気圧の谷の影響を受けやすく、曇りや雨の日が続く所が多いでしょう。
台風2号の動向が、大きく影響する可能性もあります。台風2号または、台風2号から変わる低気圧の動きによっては、期間の前半を中心に発達した雨雲がかかる地域があり、風が強まることも考えられます。
台風や低気圧が通り過ぎて、北から冷涼な空気が流れ込むこともあるでしょう。この場合は、気温は、今の予想より低くなることがあるかもしれません。今後、最新の気象情報をご確認ください。