学校によっては夏休みも残すところあと1週間。週末にかけては晴れても、局地的な大雨に注意が必要です。夏休みが終わりに近づく来週は、北海道の猛暑はおさまりますが、東北から九州まで晴れる所が多く、猛烈な暑さが続くでしょう。8月最終日にかけて屋外レジャーの注意点をまとめました。

週末にかけて突然の大雨や雷に注意を

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きょう24日は、九州から北海道にかけてあちらこちらで雨雲が発達をしています。

この理由は、日本付近には、雨雲の元になる水蒸気をたっぷり含んだ暖かく湿った空気が流れ込んでいるためです。
地上付近が暑くなるにつれて、この暖かく湿った空気が空高くまで持ち上げられて冷やされ、発達した積乱雲が発生しやすくなっています。

昼頃にかけては東海地方を中心に滝のような雨の降った所がありましたが、午後になってからは九州や近畿、北陸、北海道などでも雨雲が発達し、大雨が降っています。

週末にかけては、広い範囲で積乱雲の発達しやすい気象条件が続くため、突然の大雨や雷に注意してください。

川遊び中の事故にあわないように 上流のゲリラ豪雨(局地的な大雨)を知るには

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この夏も川遊びの最中の事故が絶えません。

今から15年前の夏、神戸市を流れる都賀川が大雨によって増水し、河川敷にいた子供たちが流されるという事故が発生しました。この日は大気の状態が非常に不安定で、活発な雷雲によって局地的に大雨が降りました。神戸市によると、都賀川の水位は10分間で1.3メートルも上昇したということです。また、先日20日にも神奈川秦野市を流れる水無川で、一時的な激しい雨で川が増水し、河川敷で遊んでいた11人が流される事故がありました。

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)によって、危険な状態になるのは、自分のいる所に雨雲がかかる場合だけではありません。川の上流でゲリラ豪雨(局地的な大雨)が発生すると、雨が降っていない下流でも、被害が発生する恐れがあります。

上流のゲリラ豪雨(局地的な大雨)を知るポイントは3つ。1つめは、川の水かさが急に増えること、2つめは、川の水が濁ること、3つめは、木の枝などが流されてくることです。また、サイレンはダムを放流する合図なので、川のそばにいて、サイレンを聞いた場合も、必ず川から離れてください。

長引く残暑 まだまだ35℃以上も 熱中症に警戒

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今年の夏は、過去にない記録的な暑さとなっています。

東京都心ではこの夏はすでに21回も最高気温が35℃以上の猛暑日を観測していて、猛暑日の年間最多日数の記録を更新し続けています。
きのう23日は札幌市で36.3℃を記録し、観測史上1位の暑さとなりましたが、きょう24日も35.0℃に達し、2日連続の猛暑日となりました。2日連続の猛暑日を観測するのは2000年以来のことで23年ぶりです。

この8月は、最終日にかけても厳しい暑さが続く見込みです。
北海道では27日以降は、猛暑から解放されますが、31日にかけて、東北から九州は35℃に迫る暑さの日が多いでしょう。
猛烈な暑さが続いて、なかなか外で遊ぶ機会も減ってしまったかもしれませんが、8月最後まで暑い日が続くため、屋外のレジャーはできるだけ暑さを避けて、こまめに涼しい場所で休憩をとったり、水分補給をしたりして、熱中症に警戒を続けてください。

夏休み明けに体調を崩さないように、睡眠や食事をしっかりとって、体調を整えておきましょう。

あると便利 熱中症対策グッズ

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残りの夏休みもレジャーなど、暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。

①ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。

②日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。

③扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。

④冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。

熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。