きょう12月1日も北陸周辺には雨雲がかかり、雨量が多くなっている所があります。72時間雨量が山形県や新潟県では200ミリを超えた所があります。あす2日にかけて断続的に雨が降るでしょう。土砂災害に注意・警戒が必要です。

北陸付近 雨量が多くなっている所も

きょう12月1日も冬型の気圧配置となっています。また、JPCZ(※)が日本海西部から北陸付近で顕在化しており、雨雲や雪雲が北陸付近に流れ込んでいます。平地では雪ではなく、雨の所が多く、雨量が多くなっている所もあります。

72時間雨量の最大値は、山形県小国町で219.0ミリ(5時10分まで)、新潟県新発田市の赤谷で204.0ミリ(5時20分まで)、新潟県阿賀町の室谷で201.0ミリ(5時50分まで)と200ミリを超えています。石川県珠洲市で76.0ミリ(1時30分まで)、富山県朝日町で103.5ミリ(4時30分まで)、福井県南越前町今庄で126.5ミリ(4時50分まで)などと雨量が多くなっています。

※JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)とは、シベリア大陸から流れ込む冷たい風が、朝鮮半島北部に位置する長白山脈(最高峰:白頭山2744メートル)によって、いったん二分され、その風下である日本海で再び合流してできる収束帯(雪雲や雨雲が発達しやすいライン)のことです。JPCZが顕在化すると、雪雲や雨雲が発達しやすくなり、その雪雲や雨雲が次々と流れ込むため、大雪や大雨となることが多々あります。

あす2日にかけて土砂災害に注意・警戒

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北陸地方では、あす2日にかけて断続的に雨が降るでしょう。これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まる可能性があります。あす2日にかけて土砂災害に注意・警戒してください。また、大気の状態が不安定なため、落雷や突風にも注意が必要です。

山沿いでは雪が降り、積雪や路面が凍結する所があるでしょう。車は冬の装備で、路面状況の変化にご注意ください。

土砂災害の前触れは

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大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。