今日7日は那覇で黄砂が観測されましたが、今週末はさらに広い範囲へ飛来するおそれがあります。晴れて気温が高くなる所も多いですが、衣類や車への付着、健康への影響などに注意が必要です。

西日本と東日本は12月とは思えぬ暖かさ 北日本は気温が乱高下

画像A

この先、9日にかけては全国的に晴れて次第に暖かくなり、昼間の気温は20℃くらいまで上がる所が多いでしょう。ただ、北海道、東北、北陸は10日は一転して気温が上がらず、体にこたえる気温の変化となりそうです。沖縄から関東は、10日も12月とは思えない暖かさとなるでしょう。

一見すると、行楽日和の所が多い週末ですが、黄砂の心配があります。

9日は北日本 10日は西日本と東日本にも黄砂飛来か

画像B

今週末は、今日よりも広い範囲に黄砂が飛来するおそれがあります。9日は北日本で黄砂が予想され、黄砂の帯は10日にかけて南下し、西日本と東日本にも到達する可能性があります。今週末は晴れて暖かい所が多く、お出かけを予定されている方も多いかと思いますが、衣類や車への付着、健康への影響などに注意が必要です。

なお、12月に複数の地点で黄砂が観測されれば2010年以来の13年ぶり、北日本(札幌・仙台)で観測されれば12月としては初めてのこととなります。(黄砂の観測開始は1967年)

※現在、黄砂を観測している地点は、札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、鹿児島、那覇の全国11地点です。

黄砂が体に与える影響

画像C

環境省によりますと、黄砂の飛来によって、以下のような呼吸器や循環器に係る疾患の症状の悪化が指摘されています。

① 黄砂の飛来は、目や鼻、皮膚などのアレルギー症状との関連があり、目のかゆみ、結膜炎、鼻水やくしゃみなどを引き起こすことがあると報告されています。黄砂の濃度が高い日ほど、それらの症状が発症する方が多くなる傾向にあります。
② 黄砂の飛来と、呼吸器疾患についての関連が報告されています。黄砂が飛来すると気道や目、皮膚症状の悪化が見られる場合があります。喘息など呼吸器疾患のある人はいっそう注意が必要です。呼吸器疾患のない人でも黄砂の濃度が高いほど咳が出ることが報告されています。
③ 黄砂の飛来と循環器疾患について関連がみられています。 黄砂の飛来と救急搬送数増加、脳梗塞での入院や心筋梗塞での入院、発症の増加との関連が報告されています。高齢者や糖尿病、慢性腎臓病等の既往歴がある方は、循環器疾患への影響リスクが高いため注意が必要です。