今日20日に札幌管区気象台から、3月から5月までの3か月予報と、6月から8月までの夏の天候の見通しが発表されました。今年の北海道の春の歩みは順調で、夏は暑い夏となる予想となっています。

春の訪れは例年通り(3か月予報:3月から5月)

北海道の3月から5月の3か月間の気温と降水量は、ほぼ平年並みとなる見込みです。月ごとでもほぼ平年並みとなるでしょう。
3月と4月は一時的に寒の戻りがあり、冬型の気圧配置となる日もあり、季節の歩みは足踏み状態となる時季もありますが、全体としてはおおむね順調に進みそうです。各月の天候は以下の通りです。

3月は日本海側では平年と同様に曇りや雪または雨の日が多いでしょう。
オホーツク海側や太平洋側は平年同様に晴れの日が多い見込みです。

4月は日本海側やオホーツク海側は天気は数日周期で変わるでしょう。
太平洋側は数日周期で天気は変わり、平年同様に晴れる日が多い見込みです。

5月は天気は周期的に変わるでしょう。

20日現在の北海道の積雪は、平年を上回っているのは多雪地帯の一部のみで、平年の7割前後の所がほとんどとなっています。
気温はほぼ平年並みで経過することから、雪解けは順調に進み根雪の終日も平年より早くなりそうです。

今年の夏は暑い夏に(夏の天候の見通し:6月から8月)

続いて6月から8月、北海道の夏の平均気温は「高く」なるでしょう。理由をいくつか挙げてみます。

・地球温暖化や春まで続くエルニーニョ現象の影響で大気全体の温度が高い。
・上空の偏西風が日本付近で北に蛇行する。
・太平洋高気圧が日本の南で強く、日本付近へ暖かく湿った空気が入りやすい。

以上のことから北海道付近へも太平洋高気圧が張り出し、暖かい空気が流れ込むことから今年の北海道付近は暑い夏になることが予想されています。

昨年(2023年)の夏は記録的な暑さとなりました

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昨年(2023年)の北海道の夏は、北海道全体の気温が平年より3.0℃高く(かなり高い)、記録的な「暑い夏」となりました。

最高気温が30℃以上の真夏日日数は、旭川や札幌、帯広で30日以上となり、平年の2倍から3倍に達しました。年間の真夏日日数としては札幌や室蘭、帯広で2位、函館では1位の記録となりました。

また、もともと北海道ではまれにしか観測されない熱帯夜も札幌で12日を数え、その他函館で9日、旭川で4日など観測しました。

今年の夏も、熱中症の心配や、寝苦しい夜に悩まされる日が多くなるかもしれません。

※※本記事の熱帯夜は、前日午後6時から当日午前6時までの最低気温が25℃以上として算出。