31日の関東は、台風から一転、青空と残暑が戻りそう。8月最終日でも真夏日続出の予想。海に入りたくなるほどの暑さだが、台風が遠ざかっても、ウネリを伴った高波に注意。

台風9号と10号 離れた後の違いは

30日の関東は、台風10号の影響で、所々で雨雲が発達しました。埼玉県秩父市三峰(みつみね)では、15時までの24時間降水量が245.5ミリと、平年の8月ひと月分(257.3ミリ)に匹敵するほどの雨が、たった24時間で降りました。東京は日降水量が40ミリを超えて、22日の台風9号以来の、まとまった雨になりました。
「台風一過」という言葉がある通り、台風が通り過ぎた後は、スッキリ晴れることが多いもの。ですが、先週、台風9号が関東を北上した後は、「台風一過」とはいきませんでした。理由は、台風9号の後は、台風が遠ざかっても、日本の南の海上に、まだ台風10号があったことにより、本州付近には湿った空気の流れ込みが続いたからです。
でも、今回の台風10号が遠ざかった後は、関東では、「快晴」に近い晴天が予想されます。というのも、乾いた空気が流れ込むからです。
ここで【豆知識】。31日は「二百十日」と言って、2月4日の立春から数えて、210日目。雑節の一つで、台風襲来の時期でもあり、稲作に被害をもたらすとして、農家には「厄日」とされてきました。
今年の「二百十日」は、台風が遠ざかって、関東は朝からスッキリ晴れる所が多いでしょう。東京では、昨日までの3日間、日照時間3時間未満の日が続いていて、今日30日も日照時間は1時間に達していませんが、31日はたっぷりの日差しが降り注ぐでしょう。4日ぶりの青空で、洗濯にも最適な天気となりそうです。

8月ラストは 真夏の暑さ

そして、8月最終日は、たっぷりの日差しが気温を押し上げ、残暑が厳しくなりそうです。最高気温は、東京や前橋、熊谷は33度の予想です。東京は平年ですと、1年で最も暑い時期(7月下旬〜8月上旬)の最高気温が31度くらいなので、平年の真夏の気温よりも高くなるでしょう。台風が遠ざかった後は、厳しい残暑に注意が必要です。8月の最終日ということで、夏休みの最終日という方もいらっしゃるかと思いますが、思い出作りなど、外のお出かけは、帽子や飲み物など熱中症対策を忘れないで下さい。

海は まだ高波に注意

一方、天気や気温は回復しても、まだ台風の影響が残るのは、高波です。31日に予想される波の高さは、茨城県では4メートルのち3メートル、千葉県の北東部や南部では4メートルのち2.5メートルで、ウネリも伴うでしょう。真夏の暑さで、海で涼みたいところですが、高波にはまだ十分お気を付け下さい。