南の海上には台風のたまごともいえる熱帯低気圧が発生する予想。首都圏に猛威を振るった台風15号は列島から離れましたが、まだ台風シーズンは続きます。動向に注意を。

台風15号の猛威

台風15号は9日午前3時前に神奈川県の三浦半島付近を通過、午前5時前に千葉市付近に上陸しました。千葉県千葉市で57.5メートル(4時28分)、東京都羽田空港で43.2メートル(3時27分)の最大瞬間風速を観測し、観測史上1位の値を更新するなど、記録的な暴風が吹き荒れました。また、台風本体の活発な雨雲が首都圏を通過し、神奈川県横浜市で1時間に72.0ミリ(3時50分まで)の滝のような非常に激しい雨が降りました。通勤時に列車のダイヤが大幅に乱れたり、倒木や停電が相次ぐなど、大きな爪痕を残しています。
首都圏に猛威を振るったこの台風15号はこのあと、三陸沖を東よりに進み、10日はさらに列島から離れそうです。

台風のたまご

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台風15号は遠ざかっても油断できません。まだ台風シーズンは続きます。上の図のように、9月の台風の発生数は8月に次いで多く、4.8個です。今年の9月に発生した台風は台風13号・14号・15号と3個で、まだ台風が発生してもおかしくありません。
10日の予想天気図を見ると、南の海上には台風のたまごとも言える熱帯低気圧が発生する見込みです。まだ、台風になるかははっきりしませんが、海面水温の高い領域(30度ほど)を進むため、今後、台風に発達する可能性は十分にあります。
台風15号の爪痕が残るなかですが、まだ台風シーズンは続きます。今後も台風や熱帯低気圧の動向に注意が必要です。