気象庁が10日発表した「1か月予報」によりますと、向こう1か月の気温は全国的に高く、特に、この先2週間はかなりの暑さが予想されます。梅雨入り前に、夏のような暑さになる所が多く、体調管理や農作物の管理に、注意が必要です。一方、すでに梅雨入りしている沖縄や奄美は、降水量が少なく、空梅雨に。

梅雨の前に 夏のリハーサル

5月から6月上旬といえば、いつもの年なら、1年の中でも快適な気温の所が多いのですが、今年はちょっと違いそうです。
気象庁は5月10日「1か月予報」を発表しました。これによりますと、6月上旬にかけては、全国的に暖かい空気に覆われやすく、向こう1か月の気温は全国的に高いでしょう。中でも、北海道から九州と奄美地方では、5月15日頃からの約1週間は、かなりの高温が予想され「高温に関する異常天候早期警戒情報」も発表されました。
平年の梅雨入りは、九州南部が5月31日ごろで、東北北部は6月14日ごろですから、これから6月上旬の時期は、清々しい陽気を満喫したいところですが、今年は、梅雨入りを前に、夏のような暑さとなるでしょう。体がまだ暑さに慣れていない時期なのに、季節を先取りした暑さが予想されるので、体調を崩さないよう、注意が必要です。

沖縄・奄美 梅雨空のはずが…

一方、「この時期らしくない」のは、暑さだけではありません。今年は、5月7日ごろに奄美地方、8日ごろに沖縄地方が梅雨入りしたとみられると発表されましたが、沖縄・奄美では、前線や湿った空気の影響を受けにくく、向こう1か月の降水量は少なくなりそうです。さらに、向こう1か月の日照時間は多く、梅雨らしくない天気でしょう。

週別に 天候や気温を詳しく

週別に、天気や気温を詳しくみてみますと…
5月12日〜18日は、全国的に気温が平年より高いでしょう。天気は、北・東・西日本は数日の周期で変わり、東日本日本海側と西日本では、平年同様、晴れの日が多くなりそうです。沖縄・奄美は、この週までは、まだ平年同様、曇りや雨の日が多いでしょう。
5月19日〜25日も、気温は全国的に平年より高いままでしょう。スポーツなど、汗をかいたら、積極的な水分補給が必要です。天気は、北・東・西日本は数日の周期で変わり、東・西日本の日本海側は平年と同様に晴れの日が多いでしょう。東・西日本の太平洋側は、低気圧や前線の影響を受けやすく、平年に比べ晴れの日が少ないですが、一方、沖縄・奄美では、平年に比べて曇りや雨の日が少なくなってきそうです。
5月26日〜6月8日は、北日本や沖縄では、引き続き気温が平年より高いでしょう。東・西日本でも、気温は平年並みか高く、今年は早い時期から半袖の出番が増えそうです。天気は、東・西日本では平年よりも晴れる日が少ない反面、梅雨の時期であるはずの沖縄や奄美で、平年よりも曇りや雨の日が少ないでしょう。
今年は、早くから夏の暑さとなりますので、食品の管理など暑さ対策も、早い時期から行って下さい。