台風19号は、13日(日)正午、日本の東で温帯低気圧になりました。年間降水量の3割から4割にあたる雨がわずか1日から2日で降るという記録的な大雨になり、地盤が緩んでいる所があります。引き続き、土砂災害に警戒して下さい。夕方にかけて強風にも注意が必要です。

南鳥島近海で発生

10月6日午前3時に、南鳥島近海で発生した台風19号は、発生時の中心気圧が1,000hPaでした。発生後しばらくは西よりに進んでいましたが、2日後の8日午後には進路を北に向け始めました。海水温度の高い領域を進んだため、エネルギの補給が盛んになって一時は大型で猛烈な台風になり、中心気圧は915hPaまで下がりました。小笠原近海から伊豆諸島近海を北上し、12日午後7時前に伊豆半島に上陸。強い勢力を保ちながら関東地方を北上して、13日正午に日本の東で温帯低気圧に変わりました。神奈川県箱根町では、12日の午後10時までの48時間雨量は1001.0ミリに達しました。これは、年間降水量のおよそ3割に当たります。各地で記録的な大雨となり、河川の氾濫や堤防の決壊が発生しました。
東海から東北にかけて、広く地盤が緩んでいる所があります。土砂災害に警戒を続けて下さい。増水した河川など危険な場所には近づかないで下さい。
低気圧に変わっても、北風が強めに吹く所があるでしょう。夕方にかけて強風にご注意下さい。