きょう(20日)、福岡管区気象台は、九州北部地方が梅雨明けしたと見られると発表しました。
九州北部地方の梅雨の期間(6月6日〜7月19日)の雨量は、全般には平年を下回った所が多かったものの、平成29年7月九州北部豪雨により甚大な被害を受けた福岡県朝倉市と大分県日田市の雨量は、いずれも平年を大きく上回りました。
夏本番を迎えた九州北部地方は、この先、一段と暑さが厳しくなっていきます。体調の管理には、これまで以上に注意・警戒が必要です。

梅雨の雨量

九州北部地方は6月6日に梅雨入りしたあと、しばらくまとまった雨が降らず、水不足が心配された時期もありました。しかし、6月下旬ごろから次第に梅雨前線が活動を強め、7月5日から6日にかけては、福岡県の朝倉市や大分県の日田市などの地域で記録的な豪雨が発生。気象庁はきのう(19日)、これを「平成29年7月九州北部豪雨」と命名しました。
梅雨の時期(6月6日〜7月19日)の、福岡県の朝倉市と福岡市、大分県の日田市と大分市の雨量を、それぞれグラフにして比較してみました。福岡市と大分市の雨量が、いずれも平年の7割から8割程度にとどまっている一方で、朝倉市の雨量は800ミリを超えて平年のおよそ1.5倍、大分県の日田市の雨量は700ミリを超えて平年のおよそ1.2倍に達しています。狭い範囲に集中して降った記録的豪雨により、同じ県内で、雨量の差が大変大きくなりました。

夏本番 一段と暑さ厳しく

ようやく夏本番を迎えた九州北部地方。この先は太平洋高気圧が勢力を強め、夏空が広がる日が多くなります。日差しの強まりとともに、最高気温35度以上の猛暑日となる所が増え、体温並みに気温が上がる所も出てくるでしょう。これからひと月以上、本格的な真夏の暑さが続きます。睡眠や休養を十分にとるなどして、日頃から体調の管理に十分注意し、熱中症を予防しましょう。