台風15号は「大型」の台風に発達しました。31日頃には、小笠原近海で勢力を強めて「強い」台風に発達し、週末にかけて北上する予想です。台風の動きによっては、関東や東北、北海道で、大しけや大荒れの天気になる恐れがあります。最新の台風情報に注意が必要です。

台風15号 週末にかけて発達

台風15号は、29日12時、小笠原近海で「大型」の台風に発達しました。15時でも「大型」の台風で、風速15m/s以上の強風域が、南西側950km、北東側500km(東京と大阪の距離に匹敵するくらい)です。
【豆知識】
台風の大きさは、どうやって決めるのでしょうか。実は、強風域(風速15m/s以上風が吹いているか、吹く可能性がある範囲)の半径で、決まります。風速15m/s以上の半径が、500km以上〜800km未満だと「大型(大きい)」、800km以上だと「超大型(非常に大きい)」と呼ばれるのです。
台風が「大型」や「超大型」になると、台風から離れた所でも、早い段階から影響を及ぼす恐れがあります。台風15号は、29日15時には、1時間に20kmの速度で北上していますが、台風が近づく小笠原諸島では、30日から雨や風が強まり、31日は大雨になったり、風が吹き荒れるでしょう。さらに、台風15号は、週末にかけては、勢力も強くなる予想です。
【豆知識】
台風の強さは、最大風速で決まります。最大風速が、33m/s以上〜44m/s未満だと「強い」、44m/s以上〜54m/s未満だと「非常に強い」、54メートルm/sだと「猛烈な」台風になるのです。
台風が発達するには、暖かい海からエネルギーを補給することが必要ですが、台風15号は、この後も海面水温の高い所を北上するため、31日〜1日頃には小笠原近海で「強い」勢力に発達しそうです。さらに、1日頃は、台風の進むスピードが更に遅くなるので、小笠原諸島では、大荒れの時間が長く続くでしょう。飛ばされやすい物は片づけておくなど、台風への備えは、早めに行って下さい。

関東・東北・北海道も 油断禁物

そして、台風15号は、関東や東北、北海道にも、影響をおよぼす恐れがあります。台風15号は、1日頃には進路を北よりに変える予想です。予報円がまだ大きく、台風の動きが定まりませんが、台風が予報円の西側を通るほど、関東や東北、北海道でも大しけになったり、大荒れの天気になる恐れがあります。
また、台風が小笠原諸島付近を北上するにつれて、湿った空気を運んでくるので、関東では台風が近づく前から、土砂降りの雨になる所もあるでしょう。さらに、台風が本州の東側を北上すると、北から秋の空気を引き込んでくるので、東北を中心にヒンヤリしそうです。台風の動きによっては、週末の天気予報が変わる可能性もありますので、最新の台風情報をご確認下さい。