19日、札幌管区気象台は1か月予報を発表しました。向こう1か月の気温は、日本海側と太平洋側でほぼ平年並み、オホーツク海側は平年並みか低いでしょう。寒さが強まる日や過ごしやすい日を数日の周期で繰り返しながら、ゆっくりと初冬の空気へと変わってゆきそうです。降水量は、24日頃に台風21号の影響を受ける予想となっていることや気圧の谷の影響で、向こう1か月は日本海側とオホーツク海側で平年並みか多く、太平洋側は平年より多い見込みです。日照時間は平年より多いでしょう。

週ごとの詳しい天気

(10月21日〜10月27日)
21日(土)と22日(日)は、全般に天気の大きな崩れはなく、気温も平年並みか高くなるため、外出日和となりますが、宗谷地方など一部で弱い雨の降る時間がありそうです。来週前半は、台風21号の影響を受ける恐れがあります。台風の進路や速度によって変わりますが、今のところ、23日(月)〜24日(火)は広く雨になり、特に24日は大荒れ、海は大しけとなる恐れがあります。また、台風が北海道の東よりのコースを通った場合、北にある強い寒気を引き込み、雨風の強い嵐から急に雪へと変わることもあります。21日(土)や22日(日)は、日用品や食料などの買い物など台風への備えをしておいたり、北部や東部を中心に毎日車を使用される方はタイヤ交換を進めておくと安心です。25日以降は天気の崩れはない見込みです。
(10月28日〜11月3日)
冬型の気圧配置となる日もありますが、高気圧に覆われやすいでしょう。太平洋側やオホーツク海側は、平年に比べて晴れる日が多くなる見込みです。日本海側では平年に比べてて曇りや雨または雪の日が少ないでしょう。気温は平年並みか高い見込みです。過ごしやすい日が多くなるため、寒くなる前にタイヤ交換をしておくと作業がしやすそうです。
(11月4日〜11月17日)
冬型の気圧配置となる日があるでしょう。日本海側では、平年と同様に曇りや雨または雪の日が多く、しぐれ模様の天気となりそうです。オホーツク海側は数日の周期で天気が変わるでしょう。太平洋側は、平年と同様に晴れる日が多い見込みです。気温はほぼ平年並みで、少しずつ寒さが強まってきそうです。

冬の風物詩 留萌で「けあらし」

19日朝、北海道ではこの秋一番の冷え込みとなり、日本海側に位置する留萌では、冬の風物詩である「けあらし」が見られました。「けあらし」とは北海道の方言で、冷たい空気が暖かい海面上に流れ込むことで、海面から湯気のようなものが沸き立つ現象です。19日朝の北海道は高気圧に覆われて、広く穏やかに晴れました。けあらしの発生条件は、このような穏やかな日で、海面水温と気温の差が15度前後になる時だそうです。道内の最低気温はアメダス地点の約7割で氷点下まで下がる冷え込みとなり、留萌の最低気温も-0.7度となりました。一方、留萌沖の海面水温は15度前後あるため、けあらしが発生したものと思われます。これから海面水温はどんどん低くなっていきますが、それ以上に陸地の冷え込みが強まる冬場は、けあらしが現れやすい季節となります。