週明け15日(月)にかけて、広い範囲で雨や雷雨となるでしょう。激しい雨や落雷、竜巻などの突風、ひょうに注意。来週中頃は晴れて、夏日・真夏日続出となりそうです。ただ、晴天は続かず、次の週末も4週連続で雨となりそうです。

週明け月曜にかけて 激しい雨・落雷・突風・ひょうに注意

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3週連続で、雨の週末となっている所が多い日本列島。週明け15日(月)にかけて、低気圧や湿った空気の影響を受けるでしょう。また、上空には、この時期としては強い寒気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となりそうです。

あす14日(日)は、九州〜東北にかけて雨や雷雨となるでしょう。福岡など九州は晴れマークですが、大気の状態は不安定です。急な雨や落雷・突風に注意が必要です。

西日本は15日(月)頃まで、関東など東日本では16日(火)頃まで雨が降りやすいでしょう。局地的に雷を伴い、ザッと激しく降る所もありそうです。雨は断続的で、止んでいる時間が長い所もありますが、油断禁物です。山で雷雨があると、下流の川は雨が降っていなくても急に増水する事があるため、注意が必要です。

能登地方や千葉県木更津市など、大きな地震があった所は地盤が緩んでいる恐れがあるため、少しの雨でも土砂災害に注意が必要です。

なお、沖縄や奄美地方では、曇りや雨の日が増えてきそうです。梅雨入りの平年は、沖縄が5月10日ごろ、奄美が5月12日ごろ。雨の季節が近づいています。大雨への備えは、早めに行いましょう。

来週中頃 夏日・真夏日続出 熱中症に注意

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来週中頃は晴れて、夏日(最高気温25℃以上)・真夏日(最高気温30℃以上)続出となりそうです。

特に、17日(水)〜18日(木)にかけては、上空1500メートル付近で18℃と、7月並みの暖気に覆われる見込みです。これは晴れれば、地上付近で30℃以上の真夏日となる暖気です。17日(水)は、九州〜東北南部にかけて夏日続出となり、17日(水)〜18(木)は名古屋で最高気温30℃の予想です。

まだ、暑さに体が慣れていないため、こまめに休憩や水分をとり、熱中症に注意しましょう。

21日(日)〜26日(金) 曇りや雨ですっきりしない天気が続く

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次の週末、20日(土)は全国的に雨となり、4週連続で雨の週末となりそうです。21日(日)は、北海道など北日本で曇りや雨となるでしょう。

22日(月)以降も、気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすく、曇りや雨の所が多くなりそうです。

この期間、極端な暑さはありませんが、湿度がアップしてくる見込みです。湿度が高いと、汗がうまく蒸発できず、熱がこもりやすくなります。夏日や真夏日ではない日でも、熱中症に注意が必要です。